まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

熱いぜ

2011年06月17日 15時48分12秒 | 日々雑感
県民性をテーマにしたテレビ番組を見たことがある。

某県の人は貯蓄が好きとか、某県の人は愛妻家とか。

事実かどうかはともかくとしてイメージはなんとなく当てはまったりする。

地方に対してもそうで、例えば東北の人は我慢強いとか。

関西は本音を言わないとか。

わたしは、九州の人(特に女性)は情に厚いというイメージがあるのだが

それは昔、九州出身の知人にそういう人がいたからである。

まあ九州にも色々な県があるから、福岡と宮崎ではだいぶ違うだろうし

イメージなんて適当なものかもしれないけど。

「高知県大丈夫?」という見出しの新聞記事を読んだ。

高知に対するイメージとしてはまあ有名どころで坂本竜馬。

鬼龍院花子の生涯の「なめたらいかんぜよ」。

そして皿鉢料理の大盤振る舞い。

記事の内容は、大盤振る舞いそのままだった。

なんと高知県が、県の備蓄食料をすべて被災地に提供していたという。

すべて?

他県は自分の県の備蓄を残しつつ「一部」を提供しているのに。

担当者は「備蓄を他県に提供する際の運用を詳しく考えていなかった」と話しているという。

本来なら笑ってしまう話なのかもしれないが、不覚にもわたしは目頭が熱くなった。

さすがだよ、高知。

ちまちましていない。

南海地震で大きな被害が想定されるのに、丸腰で心配という意見もあるけれど

そのときは、復興した東日本が高知を助けるさ。


コメント
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