まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

季節限定

2012年09月25日 22時08分12秒 | 日々雑感
久しぶりにスカートをはいて出かけた。

以前、同僚男性と話していて「一年のうち99.8%くらいはジーンズだ」と言うと

ものすごくがっかりした顔をされた。

なぜだ、とそのときは思ったが、その後のリサーチで(大げさ)

たいていの男はパンツスタイルよりスカートが好きらしいということが判明した。

まあ、わたしのスカート姿とモデルのスキニージーンズのどちらを取るかと言えば、

それはジーンズなんだろうけど。

同じ条件の女性だったら、スカートやワンピースのほうが点数高いらしい。

わたしがスカートをはかない理由はみっつ。

①寒い

②O脚

③合わせる靴がない

真冬にスカートなんてはいている人を見ると、我慢強いのか寒さに強いのかどちらだろうと思ってしまう。

太くても形の良い足ならともかく、子供の頃から足の形が悪い。

ジーンズならスニーカーを合わせればいいが、スカートだったらそうもいかないだろう。

ヒールの靴が履けないので、いつもぺたんこのバレーシューズでごまかしてるけどワンパターン。

そんなわけで、スカートは年間2度くらいしかはかないのだが、最近通販でうっかりスカートを買ったので

今はかなければ、いつはく!という勢いではいているのだが

それがまた、ちょっと若作りな恰好なのだ。

大体わたしは若作りが好きで、わたしに限らず、今はみんな年齢より若い恰好をしたがる人多いけど。

しかしこれには理由があるのだ。

大体、「若い子」向けの服は可愛いものが多い。

これが「ミセス」とか「大人」とかなった途端にオバサンぽくなるのだ。

オバサンなんだから、と言われればそうかもねーとしかいいようがないが

だって気持ちは若いのだ。

いきなり変な柄物とか着たくない。

デザインも妙にゆったりして、年取ったら太ると思ったら大間違いだ。

今、20~30代向けという洋服を40代で着ている人はかなりいるはずだ。

本当に洒落た大人服ってべらぼうに高いし。

結局リーズナブルにそこそこ趣味に合うもの着ようと思ったら若作りになってしまうのだ。

それで今日は、デパートでコンサバとロマンティックの中間みたいな店でジャケットを見ていた。

鏡の前で袖を通すと若い店員さんが寄ってきた。

「可愛いですよね」

丈が短めで、仕事向けというよりは遊び向けのジャケット。

ちょっと甘めのデザインのものもあり、そちらも試着してみる。

背中にフリルというかフレアというかタックというか(一応アパレルで仕事をしているのにこんな説明しかできないわたし)

甘めだけど、下に合わせるもの次第では着られるかも・・・

「こちらはスカートもあるんですよ」

セットアップなのか。

スカートも可愛い。

ふーん、買ってもいいかなー。

どちらも単品で使えそうだし。

「七五三でお召しになる方もいらっしゃるんですよ」

一気にわたしの気持ちは萎える。

七五三ね。

子供いないのに。

別に、子供もいないくらい若く見られたかったとかそういうことじゃないが

わたしくらいの年だったら、子供がいて当たり前という発想が販売員として貧弱じゃないか。

もしかしたらわたしが、ちょっとわたしには若すぎるデザインかしら、と心配しているとでも思ったのだろうか。

だから、ミセスの方が着てもおかしくないんですよ、ということをさりげなく言ったつもりなのだろうか。

残念でした。

わたしにそんな謙虚さはないのだ。

世間から後ろ指刺されたって着たい服は着るんである。

他人に「イタイ」と思われても、自分が似合うと思えば着ちゃうんだもんね。

全く失礼な販売員だよ。

わたしにはちょっと可愛らし過ぎる?と聞いてもいないのに。

なんて。

彼女はただ、七五三にも着られるくらおしゃれ着になるとアピールしたかっただけかもしれない。

ちょっとしたことにひがみっぽくなるのはよくない。

大体、わたしの同級生には中高生とか成人した子供がいるのである。

七五三の子供がいる、と思ってもらえたのなら喜ぶべき?

全然嬉しくないけど!

コメント
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