まりはなの、のんきでありたい日々

地方都市で、清貧生活  

マスクの目的

2024年02月20日 23時11分45秒 | 日々雑感
マスク生活も終わりそうで終わらない。

職場でもマスクを着けている人の方が多い。

コロナだけではなく、インフルエンザも流行っているし。

不謹慎を承知で言うのだけど、自分が20代の時にマスク生活だったら良かったなーとたまに思う。

20代からしばらくの間、わたしは赤面症というか赤面恐怖症だったのだ。

きっかけはなんだったのだろう。

ちょっとしたことで顔が赤くなるようになり、それが恥ずかしくて

赤くなったらどうしようと思うと、おちおち人と話しも出来なかった。

それを悟られたくないので、化粧を厚く塗って隠したり、赤くなりそうになると

用事があるようなふりをしてその場を立ち去るとかしていたけど

もちろん、立ち去れない状況もあるわけだし。

「なんで赤くなってるの?」なんて言われると余計に赤くなるのだ。

特に赤くなるのが男の人と話しているときで、完全に自意識過剰なのだけど

(今、赤くなったらこの人のこと好きだと周りに思われてしまう)とか

(男の人と話してるだけで赤くなるなんて、いかにも非モテ女子みたいでカッコ悪い)とか。

後は、猥談みたいなことに巻き込まれたとき。

そういう話は平気なのだ、本当は。

でも赤くなったら純情というかうぶというか、世慣れてないと思われる、とか

思えば思うほど赤くなるのだ。

今だったら、男の人と話してて赤くなるとか猥談で赤くなるとか

可愛くていいじゃん、と思うのだけど

そういうことが可愛いと思ってもらえるのは可愛い子だけだと思っていたのだ。

とにかく屈折していた。

今は屈折していないのかというと、屈折はしている。

じゃあいつ、どんな風に治ったかというとよく分からないのだけど

単に、年を取って血行が悪くなったので焦っても顔まで血の気がのぼらなくなったらしい。

その代わり、焦ったり緊張したりすると脇汗をかくようになって、それはそれで悩んだのだけど。

まあ、脇汗パッドもあるし。

ある程度の年齢になると周りから見られることも少なくなるし

もしも意地悪な人がいて「なんで赤くなってんの?」なんて言われたら

「わたし、赤面症なの。だから赤くなってもそういうこと言わないでね。人が気にしてること言うのってカッコ悪いよ」

と言い返せると思う。

ま、これは今だから言えることであって。

本当に当時はつらかったのだ。

だからマスクを着けていたい人がいたら、どんな理由であれ、着けていていいと思う。

最近、暖かいので外す日が多くなったけど、明日から寒の戻りらしいので、またしばらく着けようかな。

もはや防寒。
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