わたしは、気に入った漫画は何度も読み返すのだが
「動物のお医者さん」なんて、どこでどんな展開になるか全て分かっているのに
やっぱり何度読み返しても面白い。
今、毎晩読み返しているのは「トルコで私も考えた」だ。
昨年、古本屋で2巻を(中途半端だが2巻しかなかった)何気なく買ったときはあっさりと読み終えたのだが
今年に入って読み返したら、なぜか夢中で読むようになり
また古本屋に行ったら①が売られていたので購入し
その後わたしが行く度に別の巻が売られていたので購入した。
もしかしたら店側が「これ、売れてる」と品揃えしてくれているのかと思うほどだ。
おかげで、少し前まではロンドンに行きたかったのに
今行きたいのは、もちろんイスタンブールだ。
高橋由佳利さんの描くトルコの人、トルコの料理、トルコのお菓子・・・
どれもがわたしをとりこにした。
もっとトルコについて書かれたものを読みたいと思い、
図書館でフジイセツコという人の「イスタンブールのへそのごま」という本を借りたのだが
出版は約20年前で、高橋由佳利さんと同じ頃にトルコへ行き、暮らしているので
同じように書かれていること、違った角度で書かれていることがあって面白い。
本のあとがきによれば、フジイセツコさんは帰国していたのだが
その後、どうされたのだろう。
新たな著書はないようなのだけど。
イスタンブールどころか、国内旅行もままならないから
余計に漫画や本が、わたしの心を躍らせるのだろうか。
ああ、バクラヴァというお菓子を食べてみたい!