まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

聞かないわけは

2024年02月17日 17時21分44秒 | 日々雑感
出産で、自身の家族が増えた報告をするときに

性別を公表しない芸能人が多くなった気がする。

プライベートなことだし、防犯というか子の安全を考慮してということもあるだろう。

かと思えば、「元気な男児が誕生」とか「長女を授かりました」などという報告もあり

まあ、人それぞれである。

最近は「性別はこの子が決めることだから」という風潮もあるし。

そういうこととはあまり関係なく、数年前からわたしは

知人の出産報告を受けても実際に赤ちゃんを見せに来てくれても性別を聞かなくなった。

理由は「聞いても意味が無い」と思うようになったからだ。

以前は赤ちゃんの性別を聞くときに「女の子ですか?」と聞くのが良いとされていた。

それは女の子に「男の子?」と聞いてしまうと失礼だからという、わりとつまらない理由かららしい。

赤ちゃんの時から女の子っぽく可愛く見えないとダメなのか?

そんなことないでしょう。

というか、別にいくつになってもそんな必要ないでしょう。

性別を聞く人の中には相手が男児と分かると

「それは何よりですね、跡継ぎが出来て」なんて言ったり

女児と分かると「お嫁に出すとき泣きますね」とか「親の面倒見てくれるからいいですね」とか

他人が何をごちゃごちゃと。

性別を尋ねるのは、どちらだかよく分からないからなんだから

じゃあどっちだっていいじゃん、とわたしは思うのだ。

どちらか分かったところで、可愛いね、おめでたいねということに変わりはなく

どちらだったにしろ、意味が生じないので聞く必要がない。

まあ、それはわたしにとって・・・であるから

聞きたい人は聞いたらいいとは思う。

答えるかどうかは、相手の自由だし。

先日、同僚から「妻が妊娠しまして」と報告されたときも

わあ、おめでとう!と心からお祝いの気持ちを述べつつも

性別を聞こうともしないわたしに、彼の方から

「なんか、まだどっちか分からないみたいです」

もしかして聞いて欲しかったか?
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