まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

迷い込んだのは・・・

2002年09月15日 20時38分00秒 | 日々雑感
斉藤さんとケーキを食べに行った。

あまりにも種類があると目移りして迷ってしまう。

結局「バナナクレープタルト」なるものを食べてみた。

食べながら色々なことを話しているうちに、

少し前に出来たレストランの話になった。

そこは結婚式を挙げられるレストランで、お茶を飲むことも出来るらしい。

早速行ってみよう、と向かった。

披露宴のある日は貸切で入れないというから

今日あたりは駄目かもね、などと言いながら入っていくと

「いらっしゃいませ」とスーツを着た女の人が出てきた。

あ、やっぱり結婚式か?

「今日はブライダルフェアでございます」

あら。

「式場をお探しですか?」

女二人で来ないだろう。

それでもせっかく来たのだからと中に入ると

5組くらいのカップルがあれこれ個別に説明を聞いている。

それにしても、みんなお似合いの組み合わせだ。

爽やかな女にはさっぱりした、暑苦しい女にはむさくるしい男が寄り添っている。

えっ、というカップルは一組もいない。

ふ~ん、ならばわたしの恋人になる男は色白で丸顔でおちょぼ口か。

いやだな、そんな男。

サービスでオレンジジュースが出た。

二人とも当分結婚とは縁なさそうなのに、こんなとこ迷いこんじまって。

この前、お母さんに

「頼むから結婚してくれ」と言われ

「どんなに頼まれてもお母さんとは結婚してあげられないなぁ」と答えたっけ。

店の娘たちも「結婚式には呼んで下さい」と言うし。

呼んであげたいけどねぇ。



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