まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

若さゆえ・・・?

2002年06月25日 18時19分00秒 | 日々雑感
バイトの中でリーダー格のTは高3。

以前はお弁当屋さんでバイトしてたとかで、

仕事の飲み込みが早く、接客態度もいい。

ただビックリするくらい言葉を知らない。

「Tは客あしらいがうまいね」と褒めると

「客あしらいってなんですか?」

「今日の髪型はワイルドね」と言うと

「ワイルドってなんですか?」

もっともっとあるけど、可愛いし素直だし、ホントに客あしらいはうまいの。

ある日、有線を変えながら冗談ぽく

「軍艦マーチでもかけるか」と言ってみたら

「軍艦マーチってなんですか?」

え、パチンコ屋とかでかかってんじゃん、と言っても通じない。

昭和は遠くなりにけり。



絶体絶命

2002年06月25日 17時55分00秒 | 日々雑感
何度も見る夢がある。

それは、トイレの夢。

入れたためしがない。いつもとんでもないトイレなのだ。

山のてっぺんにあったり、便器の幅が異常に広かったり、

周りに囲いが何もなくて、しかも街中とか。

あと、ものすごく汚いとか。

何かのコラムでやっぱりトイレの夢を何度も見る人がそのことを書いてたんだけど

トイレに入って用を足そうと思ったら

大勢の人が「打ちこわし」に来たんだそうな。百姓一揆か?

結局、用は足せなかったとか。

わたしも一度として目的を果たしたことがない。

でもこれ、もしすんなり入れてたらおねしょなのかな。

替え歌

2002年06月24日 21時06分00秒 | 日々雑感
朝、顔を洗っていたら台所から「ぞうさん」が聞こえてきた。

母は、鼻歌ではなく朗々と大声で歌を歌う。

若い頃は合唱を、大人になってからは詩吟を習っていたのでそれはそれは大きな声だ。

料理、掃除、お風呂・・・どんなときでも母は本気入れて歌を歌っていた。

わたしは、この大きな歌声を聴いて育った。

だから、姉が男の人と暮らし始めて一番驚かれたのは、

「なんで、部屋ん中で大声で歌うの?」ということだった。

姉はそのときまで、どこの家でも大声で歌を歌っていると思っていたのだ。

さて、大声には驚かないが「ぞうさん」はなぁ。

と思いながら化粧を始めると、父を起こしに行った気配。

「と~さん、と~さん」

いきなり替え歌かよ、と思っていると

「お~かおが、ぶすなのね」と、続く。

どうオチをつける気なんだ?と耳を澄ませていると

「そ~よ、かーさんもぶ~すなのよ~」

なんだ、それ。










可愛いんだよ

2002年06月22日 21時00分00秒 | 日々雑感
「アゲハの幼虫がパセリを食べてるよ」

母がわたしを呼びに来た。

なぜそんなこと知らせに来るかと言うと

そういうの見るの、わたしが好きだから(虫好き)。

早速、見に行くと青虫が2匹、パセリを2株食べ尽くし

3株目にとりかかっているところだった。

盛んな食欲で黙々と食べ進む様子を見て、

「きれいな蝶々になるから、全部食べられても許してやるか」

などと、のん気に話しながら眺めていると、1匹がいきなりお尻(?)を上げて

信じられないくらい大きなフンをした。

わたし、ビックリして喜んだ。

「こんなの初めて見た!きっと、みんな見たことないよ!」

(あんまり見たがらないかも知れないけど)

翌日もワクワクと見に行くと、影も形もない。

何日か探してみたが、近所でサナギになった様子もない。

花に水をやっていた母がつぶやいた。

「食い逃げされたね」





雨に濡れたあの日。

2002年06月21日 09時50分00秒 | 箸が転んでも
来週、旅行に行く母、準備に余念がない。

荷物の出し入れは毎日やってるし、「どう?」と聞かれて振り返ったら

着ていく洋服を上から下まで着ていたのはまだしも

旅行鞄まで、持っている。

いまから行くのか!と突っ込みたくなる夜の12時。

そんな母がくしゃみをひとつ。

「やだ、風邪ひいちゃったかな。雨に濡れたからかな」

「雨に濡れたの?」

「・・・(ちょっと考えて)あ、あれはサッカーか」

母の記憶の中では6月18日(日本Xトルコの日)、

自分もずぶ濡れになったことになっていたらしい。