しかし、おもしろい現象だなあ。
昨日もいつものように、NHKラジオ第一を聞いていた。当然歴史的ナ選挙結果を踏まえて、話題の中心はこれからの日本のばら色の行く先だ。
ラジオも昔のように、はがきを出して自分の名前が呼ばれるのを待つ時代ではなくなった。メール、ファックス、電話とリアルタイムで話題にかかわることができる。リスナーの声が次々と読み上げられる。
しかし、いったいなんだこれ?と、思うのはわたしだけなのかな?
でてくる意見の大半は歴史的ナ選択に対する不安の声だ。ひどいのになると、ここまで勝つと思わなかったから入れたのに・・。言葉を失う。やじろべえで遊んでいるのではないのよ。選挙なのよ。バランスで入れるの?あなたの主張はないの?
まだ、やり始めてもいないのに、なんで不安の声が先に出てくる?
レストランでメニューを注文したけど、口に出した瞬間から、他のあっちにしておけばよかったかなあ・・・・・・と、何も見ないで、後悔するあれに似ているではないか。
私もメニューのオーダーにおいては言った瞬間に後悔することはあるけど、まさかねえ。
僅差ではない、歴史的ナ大勝なんだよ。圧倒的ナ支持なんだよ。まずは、がんばれ!!だろう。着手もしていないことを、不安です、不安ですという神経が信じられない。
自分たちが支持したものを、圧倒的ナ熱意で歓迎できない民族なんだね。きっと。
USで国民が熱狂的にオバマさんを支持し、彼が大統領になった瞬間に、それを自分の名誉として、受け入れる熱いハート。我が民族には持ち得ない感情なのかもしれない。
選挙終盤に、候補者が、もはや政策を、国の未来を語ることもなく、自分を助けてくれだの、奥さんが泣きながら主人をお願いしますだの、あれが日本の選挙なのかと思うと情けなくなる。選挙は浪花節でかわいそうな人に慈悲の心を分け与えるものではなく、国民が参政するための唯一の方法だということを、忘れている人が多いよなあと、こちらが泣きたくなる。知らない人いたりして・・・・。
とにかく、私はまずは、熱烈に応援したいと思う。だって、みんなが選んだんだからね。