もはや、私たちは電話なしでは生活ができないのではないだろうか。
手軽で便利。でもその使い方に、使用方法一つで、とんでもないものになってもしまう、恐ろしさをも同時に孕んでいることを、自覚する必要があると思ってきた。
私は、電話でのセールスは一切聴かない。それが誰であるか、どんな商品であるかを問題にはしない。電話で・・・と、いうことを拒否する。
電話は相手の状況を考えず、突然に入り込む。私のように遠方に家族がいるものは、何かの知らせがあるかも・・・と、いつも思っているから、どんなことをしていても、中断してとり急いで電話にでる。
もう10年も前から電話でのセールスには横行していて、一番人が確実にいる時間帯、つまり夕飯を作っていたりする時間にかかってきた。
不特定多数の人間に、その人が忙しくしているだろう時間帯にかけてくる、それだけでもう、マナーも何もあったもんじゃない。だいたい、何で電話帳にも載せてない電話番号を私が全く知らない人が知っているのだろう と、いう懸念もあった。個人情報が安易に漏れているということも、非常に危険に感じていた。
お子さんの期末試験の点数をあげる方法をお教えしましょう と電話がかかってくる。????? 見ず知らずの人に 会ったことも無い人に 大事な息子の問題を相談すると思ってる? 息子が学校で何位かご存知ですか? 全く馬鹿にした話だ。
電話でするセールスなんてそんな類が多い。
電話をセールスというだけでなく、意見を言う道具として使う場合もあるらしい。それが、時の話題であるならば電話が集中する。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090924/plc0909242036016-n1.htm
全く無関心も感心したものではないが・・・それにしても、役場に電話をしてどうするつもりなのか・・。それで、前原大臣への応援のつもりだろうか。
名前を名乗らず、相手の都合を考えずに、言いたいことだけをいう。それはいくら正しい意見であっても、社会的に道義のある行動とは思えない。
文明は物事の二面性を作り上げていく。使いこなす人間の良識がいつも問われている。