
今日は、逗子市へ行ってきました。
逗子市のホールで開催された『アキラ塾』へ行ってきました~。
アキラとは、あの作曲家・編曲家・ピアニストの宮川彬良さん、であります。
「大人の音楽教室」と銘打ってましたが、親子連れも多くて、1/3くらいは子供だったかな?
でも、未就学児以上の年齢の子供とはいえ、皆、集中して大人しく(発言が求められる時は元気よく)真面目に聞いてました、というか聞くだけの魅力があったというか、まーとにかく面白かった!!

まずは「ウエストサイド物語」の音楽の秘密(?)編。
ウエストサイドは、古今東西、最高のミュージカルである!!と、断言していたアキラさんです。
それは、単に自分が好き、っていうだけじゃなくてそれだけの秘密(?)があるから。
ロミオとジュリエットを元ネタに、人種による対立とか、恋愛だけじゃない社会的な要素が伴っているとか、っていうだけでもなく・・・
このミュージカルの音楽の根底には、ドとファのシャープという対立する音のモチーフを執拗に使っている、っていうお話で。
ドと、ソ、ファのシャープの半音上のドとソならば完全に調和する音なんだけど、それを半音下げる事により、不安感というか落ち着かない対立する感じが出ている、ウエストサイド物語はシャーク団とジェット団という二つの対立するグループを通して、(多分)イタリア系白人移民VSプエルトリコ系移民との人種対立、という対立を描いている物語でもあるんですが、それをこの不協音的な二つの音で表現している、との事。
さらに、名曲の「マリア」これも、音としてはドファ#ソ、という音になっている、ドとファ#の対立からドとソという調和を目指したい心が出ている、というか~、と言ったような深読み。
また、同じく劇中歌の「アメリカ」も、アメリカ国歌のモチーフが密かに用いられている、っていうのは「どれみふぁワンダーランド」でも出て来たねぇ~。
私は、映画版を2回しか見た事ないのですが、途中、違う二つの場面が同じ画面で同時進行して、また違うそれぞれのテーマ曲も同時進行していてそれが違和感なく混ざっているというか、並行同時進行しているところが「スゴイなぁ~」と思ったのですが、それが出来るという事は、全編通じて、こういった同じモチーフを基礎として使っていたからなんだろうな~と、思い返したりして。
とかいう「ウエストサイド物語」の映画とか舞台を知っていればかなり面白い、んだけど、子供には退屈そうな話・・・と思いきや、そーいうところは表情とかオーバジェスチャーで笑いを取ったりとかで、飽きさせないんですよ~、これもスゴイ。
とかとか、いや~面白かった。
約二時間、ノンストップ途中休憩ナシで、つっ走る!!という感じでございましたな~。
で、生アキラさんは、ほんとサラサラヘアーで、おじきとかすると、髪がすゎらすぅわ~ら、すわ~らぁ~、という感じで、まーるでそのまんま、シャンプーとかトリードメントの宣伝に使えそうなくらい(笑)
天使の輪もくっきり!!

ちゃっかりサイン会に参加して、サインももらってきました(爆)
で、もちろん(?)神社も行ったのです。
が、あんまり成果はよろしくなくて・・・
でも、こんな狛犬がいました。

目が見事にギョロ目というか(笑)

子狛犬も、何だか気が抜けてます~

狛亀もいました。

帰りは、鎌倉の銭湯へ寄ってみました。
のれんは関東型ですね~。静岡市は関西型なんです。
という事は、静岡で関東/関西が分かれるんだろうな~と思われます。
が、三島の銭湯にはのれんがなかった・・・今度、沼津で調べてきたいもんです。
中は、白とサックスブルーが基調の清潔感のある感じ、タイル絵は鯉と金魚でした。
が、何故か目が白い・・・なんか、死んだ魚みたい~T^T
技術的な問題で、黒い目に出来なかったのか?とかと思ったけど、黒い鯉も一匹だけいて、それは目が黒いのだ。
うーむ、なんでだろう?