УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『ロボジー』 

2012-02-26 11:23:21 | 怪しいチラシ、メール
映画『ロボジー』 公式予告編


昨日は、「ロボジー」見てきました。
「ウォーターボーイズ」とかの矢口監督作品で、私的には、「ウォーター・・・」の次くらいに気に入ったかな?
「ウォーター・ボーイズ」>「ロボジー」>「ハッピーフライト」>>「スゥイング・ガールズ」という位置づけというか、私的には。
今回も、かなり群像劇的で登場人物多くて、楽しいんだけど、前作の「ハッピーフライト」よりもそれが整理されていて、もうちょっとドラマ的に絞り込んであるなぁ~という印象。
でも、かなりそれも大変だったんだろうな~と想像できるような。
本編は2時間くらいだけど、多分デュレクターズカット作ったら3時間越えるんじゃないかな~?という印象です。
各キャラに関して、削ったエピソードも多かったんじゃないかな?
たとえば、大学でヒロイン(?)に実は好意を寄せてたのじゃないか?と思われるイケメン学生君とか、ケーブルテレビのドジ記者とか。
でも、その削られたエピドードがなんとなく、うかがえるというか、自己充填(?)出来るので、その点自分自身の想像力で補って楽しめるという感じでした。
蛇足ですが、荻上監督の「かもめ食堂」はOKだけど、「めがね」がNG(あくまで私視点ですが)っていうのは、この余白というか想像で補うエピソードという部分に由来します。
見る人側のそういった想像力で補うという部分が、この二作共通して多いのですが、その補う部分に関して、製作側もそれなりに考えてあるけど、映画では時間の制約もあるし本筋には関係ない部分が多いのでとりあえず削った、というのが「かもめ食堂」ではそこそこ判るけど、「めがね」では、それが「勝手に想像してくれるからいいや」と、製作者側が丸投げ状態にしていた、っていうのが見えるところがその違いというか。
ま、あくまで私視点ですがね~、これは。
で、「ロボジー」の場合は、前者。
ちゃんと考えてあったけど、いろいろ都合上削らざる終えなかった、という感じなので、その点はOKでした。
歩くロボット、といったら「アシモ」が世界中のド肝を抜いたわけですが、冗談で「あれってホントは中に人が入ってるんじゃない?」という、ありえない判りきった冗談、それをマジネタで作った、という事で、結構面白い。
また、ロボットという事で、メカニカル系工場見学的な場面も多くて、全然わからないけど、何故か燃える(笑)ところがありますね~。
お年寄りとか、働き盛り年代、いろんな年齢層のそれぞれの交わりなども、基本笑いなんだけどホロッとさせるところもあって、楽しんで見られました。
それにしても、矢口監督作品にしてはこの映画、どうも人気がないというか売れ行きはイマイチみたいな印象で・・・うーむ、いい映画なのになぁ。
オールスター総出演!!みたいな感じではないけど(ちょこちょこ出てますが)楽しんで作ったという感じの好感の持てる映画でした。
で、この映画見た映画館は、昔からある映画館街に残された(?)映画館だったんですが、最近この映画館のある通り、火災があったり、遺体遺棄事件があったりとか、ますます過疎化に拍車がかかりそうで、気の毒というか心配というかねぇ・・・
まあ、私も映画見る以外は用がないのですが。
でも、東宝系の映画館のわりには、最近、妙~にまにあっくな映画も上映するので、以前より通う機会が多くなってはおります。
コメント
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