УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

エジプトに雪

2013-12-15 19:01:46 | 日記


が、100年ぶりに降ったんだってねぇ~。
スゴイ、スゴイ!!
静岡では、10年くらい降って(というか積もって)ないような・・・
で、エジプトと言えば・・・
先日、ちょっと前に買って読むのを忘れていたマンガを発見して^_^;読んでいたら、こんなチラシが挟まっておりました・・・


・・・おっ、王家の紋章っ!!!
・・・まだ、ホントにやってたのかっ!!
私が、ガキの頃からやってたよ、このマンガっ!!
最初の方は、友達から借りたりして読んだ覚えがあります、がっ、
恐ろしい事に、当時のうん十年前と絵柄がほとんど、全く変わってないっ!!というのが、心底恐ろしい(?)ですな、このマンガ・・・
ヒロインのアメリカの現代人・キャロルが呪いで古代エジプトにタイムスリップし、当時のエジプト王家の少年王・メンフィスと恋仲になって・・・という話だったような気がするが、当時から私はわりとこういった、「読者がヒロインと一体化して楽しむ」っていうタイプの話はあまり好きではなかった・・・
よーするに、ドリーム入りすぎ、っていう話ですな(爆)
しかし、未だにこのマンガ、その路線でやってるようで・・・
そろそろ、なんかでギネスブック登録とか出来そうなのではないでしょうか?
ちなみに、私の当時のマンガの好みは青池保子であった(「エロイカより愛をこめて」とかね~)
で、その買ってしばらく読んでなかったマンガっていうのが、こちら。


イーフィの植物図鑑
内容も、作者さんも全然知らなくて、単なる「なんとなく」買いでした。
が、結構当たり!!
中世の欧州の架空の某国が舞台で、プラント・ハンターの少女とその父の旅の物語。
プラント・ハンターは、実際、世界史だと大航海時代のあたりに出現する、欧州人が未知のアジアやアフリカ大陸の奥地に踏み入って、まだ欧州人たちの知らない未知の植物を採取して、商売していた、という職業ですね、収集家っていうよりも冒険家とか、商売人の面も多し。
で、主人公のイーフィの父は、実はもう死んでいるんだけど、その死体にドワーフプランツという非常に珍しく貴重な植物が寄生している事で、肉体としては生き延びているんですよね、ゾンビ状態(?)というか。
そのドワーフプランツや、変わった植物たちと、その時代の人々のお話です。
架空の国なれど、なんとなく当時の欧州社会の価値観とか世界観が生きている、という感じで、歴史的というかリアリティのある過去の世界とファンタジーの架空の話がなかなか巧い具合にMixされておりました。
絵柄も結構好きなんで、この作者さんの別のマンガもただいま、注文中です。
命を助けるために、他の命を奪う、その矛盾感、生きていくためには他の生命を消費していかざる終えない生命のやるせなさ感、とかも出てきて、いやぁ、ホントに日本のマンガってレベルが高いなぁ~と思いましたねぇ。

で、植物関連で最近読んだ本です。

花の男シーボルト

・・・シーボルトっていうと、幕末日本で医学を教え、また禁制の地図の国外持ち出しを謀り、国外追放になった、っていう日本史テストの暗記ツボ(?)程度の知識しかなかったのですが、最近読んだロシア関連本で、
「日本にとって、恩人と言えるべき外国人の一人なのに、日本人は知らなすぎ」っていう記述があったので、ちょいと読んでみました。
・・・うーん、確かに知らんわ^_^;
要するに「テストには出ない」的事柄って、知らないもんなんだねぇ、日本史も世界史も、って改めて思ったりしてね~。
先日、長崎行った時にお土産で買った長崎銘菓「おたくさ」
これは、シーボルトが来日当時懇意になった女性「お滝さん」の名前を取って、アジサイの学名に使った、ということから由来しておりまして、お滝さんとの間に娘が一人生まれ、その娘・イネは日本初の産婦人科医師になった、という事だそうで。
でも、シーボルトは帰国後、しっかり故国で別の女性と結婚しているし、なんだか当時の外国人って日本に限らず、みな「マダム・バタフライ」的なのが普通だったんだろうなぁ、と思ったりしてね~。
帰国後の、彼女らの生活とか、世間の目とかは知らぬふりで、異国でのロマンスで終わるのが当時も(ヘタすると今でも?)の男っていうヤツなんでしょうかねぇ?
その後、国外退去が解かれて再来日したシーボルトは、お滝さんと娘・イネに再会するんだけど、その際にも、別の日本人女性を身ごもらせておりますしねぇ~^_^;
と、今的感覚だとちょっと~っていうところもあるけど、偉人っていうのは100%偉人じゃなくて、すばらしい突出した点もあれば、その反面極端に人間性を疑われるような点もあり、平均すると「やや良し」くらいの結果になるんじゃないだろうか??と、私は思っておりますが(爆)
このシーボルトも、プラント・ハンター的要素をかなり持った人であり、未知の国鎖国されていた日本から多数の植物のナマおよび標本を欧州に持ち帰り、それを商売に使ったりとかしていた人なんだそうでしてね~。
で、彼が国外追放になったきっかけ、ご禁制の地図を持ち出そうとしていた、っていうのが発覚したのは、遭難した船から偶然に地図を発見されてしまった的な話と確か教科書的には教わった気がしますが、これは実は脚色が疑われているそうでして・・・
実際は、間宮林蔵とか関係者との因縁関連からとかっていうところから、らしいでございます。
学校的日本史だと、ホント、ピンポイントというか、キーワード的事しか判らないというか、知ろうとしなかったもんなんだなぁ~と改めて思ったりしてね。

で、今日は、久々に護国神社で開催されているフリマに行ってきました。
フリマ、といっても結構「骨董市」色が強いフリマでございますが。
骨董市は、買うよりも見ているだけでなんとなく、その空気だけで満足しちゃうんですよね~。
掘り出し物を見つけてっ!!とかっていう意欲はあまりナイっていうか、何かピンッと来るものがあったら考えよう、というあたりで。
今回は、招き猫でちょっといいヤツがありましたが、何せ我が家には破壊工作員がいるし、飾り物置くところもないので見送りまして、結局手作りパンを買ってきました。
で、この護国神社、以前は沢山鶏がいたのですが、突然いなくなってしまって・・・
しかし、今日行ったらニワトリ、復活(?)してました!!


でもまぁ、以前と違っていろいろとりあえず鶏、っていうんじゃなくて、ちゃんと由緒正しい鶏さんたちみたいでございましたがな~。

で、その後は、映画を1本。
『かぐや姫の物語』を見ました。
【ジブリ新作】かぐや姫の物語 最新予告ノーカット版 / "Kaguya-Hime no Monogatari" Full Trailer#The Tale of Princess Kaguya#


おおまかな印象は、昨今のディズニーアニメ映画の流れを汲んでるなぁ~というところ。
あくまで、ディズニーであってPIXERではありませんが。
「ラプンチェル」とか「ポカホンタス」とか「ムーラン」みたいないわゆる「ディズニー・プリンセス」的要素を感じる作品っていうかねぇ。
元々は、古典である物語を、現代風に、現代人の特に女性に受ける要素をもたせて作っているというか、ちょっと言葉が悪いですが。
原作よりも、姫の人間的面をクローズアップしていて、キャラクターも若干膨らませて、姫の子供時代の方に重点が置いてあるような感じなんですが、まあ大筋は変わらんので、あれで2時間持たせるのは日本人にはちとツラいかもな。
話的には結局その通りなんでねぇ。
で、天界の音楽が、なんかエンヤのラテン風で笑えました^_^;;
私的には、原作のかぐや姫って、とても美しいかもしれないけど、得体の知れぬ怖い人、っていう風な印象でしたが、この映画ではその点、「人間らしさ」を前面に出して来てはいましたが、姫がそもそも何故地球に堕とされたのか?という原罪(?)のあたり、天界でのあたりの描写を「仏教」的思想と絡めて出せば、もっと面白かったかなぁ?とも思いました。
しかし、日本画というか、筆の描写的絵がそのまま動く、このあたりは見ごたえがありましたねぇ~。
機会がありましたら、どうぞ!!と、まぁあえて私が薦めなくても、興行成績はそこそこ取れるからいいしょ!!(爆)的お勧め度でございました^_^;
久々に、映画ブログの方も、更新しました^_^;
コメント
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