・・・うう、めちゃ寒いですよ、今日。
静岡、雪やっぱり降らなかったんだけどね~
東京は夕方あたりから大変だったそうですね、早めに帰ってきたので私は引っかからなかったんだけどね。
しかし、「不必要な外出は止めて早めに帰りましょう」って言われても、仕事してればそうはいかないよねぇ・・・
天気が悪くても、絶対仕事は短縮しないしさ、結局は。
自分だけ早退するわけにもいかないし、結局定時まで働いて帰るしかないんだよぉ~T^T
でもって、東京はお茶の水~新宿~早稲田~池袋、あたりを回りました。
で、新宿でついにビッグイシューを直接販売員さんから買えたのだっ!!!
最新号は通販で購入済みなんで、バックナンバーを3冊売っていただきました。
都内でも、新宿が一番販売員さん多そうな感じでしたが、見つけたのはお一人だけで・・・
翌日、池袋とかでも探してみたけど天気が天気だったせいか見つけられなかった・・・
でも、その新宿の販売員さん、おじさんっていうよりもお兄さんがふさわしいような方でしたが、とにかく声が明るいんだよね!
で、元気が良いのだ。
販売員だから接客だから当然、とは言いつつもその境遇の上でそれだけ明るさを出せるってすごいなぁ!!って思いました。
大阪で見かけた販売員さんは、屋台の出店レベルで結構広く場所取って販売していましたが、新宿の方は注意してその気になってみてみないと見つからない的に、邪魔にならないように、すぐ移動出来るようにササッ!!って感じの販売状況といいますか。
静岡でもそうだけど、許可を得ていない露天での販売規制とかいろいろあるのかもしれないですねぇ・・・
行政も、ビッグイシューみたいな社会的にも意義のある活動に対して、まぁ金出せとはなかなかいいにくいけど(税金だろうからね)その分もっと理解して場所くらい提供してくれてもいいんじゃないかなぁ?って思う。
フィリピン募金詐欺なんかがのさばさせるよりも、まずこっちだよね!!
あ、そういえば最近、静岡駅ではフィリピン募金詐欺見かけなくなりました。
皆様のところはどうですか??
で、バックナンバー、リンゴスターの表紙のヤツの特集は「ウツ抜け」なんだけど、あーわかるわかるっ!!って感じでした。
私も最近結構欝ってたからさ~、今でも夜中に胸焼けで目が覚める・・・ってそりゃ食いすぎでしょ!!ってか?
でも、まさか自分に!ってそういう思いをすると、やはり世界を見る目が変わりますよ~
それまでだったら「甘え」「意思が弱いんじゃない?」みたいな上から目線で語ってたんだろうけど、誰でもありうる!よ、これ!って思う。
たとえれば交通事故に合う、みたいな。
どんなに自分がちゃんと規則守って歩いていても、わき見運転の車にはねられる可能性はゼロではない、っていうのと同じような感じで。
自分が悪くなくても、誰であってもありうる、それがわかったっていうかね。
わかったからこそ、先が見えるというわけなんですが。
ってわけで、今晩からさっそく「胸焼けを治す」薬を飲もうと思います・・・
胃カメラは来年の職場の検診まで先延ばしにしよう~^_^;
で、最新号のビッグイシューの特集は、ただいま公開中の映画・パディントン2
映画館で予告は見たんだけど、正直見る気は無かった・・・
テディベア系私はそれほど好きでもないし、可愛いクマのキャラのほのぼのストーリー的なもんだと思ってましたが・・・
しかし、記事読んだら、実はパディントンってペルーから密入国してイギリスに来たそうで!!
メルヘンな外見に似合わず、なかなかハードな経歴の持ち主みたいですね。
あ、オレンジの箱に入ってロシアにやってきたチェブラーシカに似てるかも?
で、原作者さんの話によると、その彼のモデルは第二次世界大戦下、ナチスの迫害から逃れてきたユダヤ人の子供たちだ、っていうから、なるほど~!!と合点がいきました。
ナチス征服下の地から子供だけでもって、親たちが自分たちはあきらめて子供だけを必死にあちこちに託して逃した、それらの子供たちの一部はイギリスに渡ったんだけど、イギリスついた途端に自分の名前ではなくイギリス風の名前を適当にわりふられて「あなたは今日からこの名前で生きるの」って感じで、それで義理の両親に引き取られ・・・って感じの描写をなんかの映画で見たんだけどな~
「耳に残るは君の歌声」だったかな??ジョニデが出てるやつ。
The Man Who Cried
今の私たちの感覚からすると、自分の名前=もう二度と会えないかもしれない両親がつけてくれた大切な名前を勝手に適当に変えられて、「今日からあなたの名前はそれね!」って押し付けられて見知らぬ人を親と呼び、見知らぬ社会で生きていくわけでして・・・
アイデンテティをどないしてくれるねん!!って感じだけど、当時はそれがその子のためであり、それが「正しい」「最善の方法だ」って思われていたんだろうねぇ。
物語や映画を見るときには、第一層:その物語だけの展開やキャラクターを読む 第二層:原作者の生涯や思想と結びつけながら読む 第三層:本文では明らかに描かれてはいない当時の社会情勢と関連つけながら読む 第四層:人類の根本的普遍的な価値観・哲学・宗教観等から読み解く、っていう見方をするっていうのがあるが、この映画は単に第一層のクマが可愛い、だけで見る映画ではなく、プラスして第三層の第二次世界大戦時の社会状況、子供たちが置かれていた状況、とを比較しながら見る映画なんだろうねぇ、とも思いました。
とかって知ると、見たくなりますね、まだ見てないんだけど。
で、イギリスの小学校だかでは、このパディントンを題材にディベートをしたりするそうで。
パディントンは密入国者であるから、彼を祖国に送還すべきか?英国でこのまま暮らすのを許すべきか?っていうのを討論するらしい。
私は今までディベートってあんまり好きじゃないと思ってました、っていうのは、自分の主張や考えを話すは話すんだけど、だからといって自分が正しいと思う側につくとは限らない、反対の意見を擁護する立場になるっていう可能性もあるのがディベートで。
なんか、それじゃ自分の考えが主張できないんじゃ?って思ってたけど、このディベートはそういう自分の意見をまとめて話して相手の話や意見も聞き、討論する、っていうだけじゃなくて、違う立場からの自分の意思とは違う意見を擁護する=自分の見方を変える訓練なんだ!ってことを今回初めて気づきました。
討論で勝つ!のが目的ってわけじゃないんだよね、ディベートって・・・
物事は何でも見る方向とかによって切り口によって別の見方になるわけで・・・
その多様性、多面性を知るための訓練なんだなぁ~って思いました。
単なる議論、ではないわけだ~、あー深いねぇ・・・
と、いろいろためになります、ビッグイシュー!!
お近くに販売員さんがいらっしゃらない場合は、通販もあるよ~。
また、機会があれば直接私も販売員さんから購入したいです。