うわー、もう3月だよー!
こちらはミカン割り材
ミカン割り?これをジューサーみたいに使ってたの??
これなんか、材質こそ木材だがまんま鍬!だよね!
こういう鋤とかを
再現して作ってみたのがこれら!
お米を煮る時の土器、足付きのが多いがその台座部分は大体みんな6cmくらいなんだそうです。
確かに、器というか鍋部分は色々だが足はみんな同じくらいの高さだ!
登呂遺跡は石を使った生活用具的なのもあるが、石アプリで調べたら大体砂岩か玄武岩。
で、案内板が日本語、英語、韓国語で、普通だと日本語・英語・中国語で韓国語はあるかないか?って感じで中国語ないのに韓国語なんて珍しーなあ、と思ったら近々韓国の遺跡とのコラボイベントがあり、韓国の関係者が来日するそうなんでそのつながりなんだろう。
お隣の芹沢銈介美術館にも行きました。
2月最終週は何故か忙しくて毎日毎日残業続きで、休みの本日は半日寝てました・・
しかし、さすがにそれは人間としてどうなんか??と、思い登呂遺跡に行きました。
ただ今の企画展は古代稲作と実験考古学。
稲作といえば弥生時代から始まり、弥生時代の遺跡といえば登呂遺跡!
・・と、言いたい静岡人ではあるが、最近は旗色悪いか?
って感じで、稲作道具ならたくさんある登呂遺跡だが、今回は岐阜県からの借用品が多かったです。
稲作に使う用具、完成品の一部みたいな鍬とか鋤とかはあるが、どうやら岐阜のはその『作りかけ』みたいな遺物が多いみたいで。
こちらはミカン割り材
ミカン割り?これをジューサーみたいに使ってたの??
と、思ったら別にミカンを絞る道具ではなく、木を切って材木にする過程でミカンを半分に割ったような状態にみえるから、らしい。
これなんか、材質こそ木材だがまんま鍬!だよね!
上記のミカン割からこういうふうに切り出し、別の棒をはめ込んで鍬にするわけで。
こういう鋤とかを
再現して作ってみたのがこれら!
実際に触れるが、持つだけなら結構軽い。
で、こういう道具で実際に田んぼで稲作ったりしてみるのが『実験考古学』らしい。
確かに登呂遺跡には今でも水田があり稲作ってますが、小学校とかの体験学習とか田んぼアートとか、田植え稲刈りイベントのためか、とか思ってましたが、一部では昔昔の当時の稲に近い種類のを育てて、当時の復元した道具を使ってやってみる、っていうのもやってるそうです。
全国の弥生遺跡を残した博物館的な場所では結構やってるとこが多いそうです。
で、育てるだけでなく、それを調理するのも当時の土器を複製したもので当時の調理法と推測される方法で行う。
お米を煮る時の土器、足付きのが多いがその台座部分は大体みんな6cmくらいなんだそうです。
確かに、器というか鍋部分は色々だが足はみんな同じくらいの高さだ!
これ、実際に焚き火に土器入れて調理するとこの高さが一番全体に効率的に熱が加わり、かつ上の縁部分は火を落とした後に冷めやすいそうなんですねー!
サーモシステムで温度測って調べたそうで。
弥生人は経験的にそれを知ってたんだろうねー!
登呂遺跡は石を使った生活用具的なのもあるが、石アプリで調べたら大体砂岩か玄武岩。
今の安倍川の石とそんなに変わらないねー、つうかよくあんなのを人力だけで加工できるもんだわ!
で、案内板が日本語、英語、韓国語で、普通だと日本語・英語・中国語で韓国語はあるかないか?って感じで中国語ないのに韓国語なんて珍しーなあ、と思ったら近々韓国の遺跡とのコラボイベントがあり、韓国の関係者が来日するそうなんでそのつながりなんだろう。
遺跡と考古学系博物館の調査研究や活用についてのシンポジウムらしい。
行けたら行ってみよう。
お隣の芹沢銈介美術館にも行きました。
彼の収集品コレクションで、ミニ民博状態で楽しい楽しい。
彼は学術的観点より芸術家観点でのコレクションなんで基本自分が気に入った物を買ってくるのだ。
で、土産物というよりそこで誰かが作って誰かが使ってた民藝要素の多い物がたくさんで。
アジアアフリカヨーロッパ、世界中のコレクションなんだが、なんかみんな根っこが同じというかなんか共通点がある、というか。
芹沢銈介の審美眼を通した物だから、っていうのと、民藝っていう地域性というのを超越した『人が大切に使う道具』って共通性があるんだろうなー、と思ったりとかね。