УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『シン・仮面ライダー』

2023-04-15 09:51:03 | 映画
雨ですなあ。

で、先日シン仮面ライダー見てきました。


こういう、リメイクというかリブートというか、それだけでなく原作本とか漫画とかがあり、要するに元ネタがある映画を見る場合、見る側の初期レベルというかどの程度その作品についての知識思い入れがすでにあるのか?っていうとこが、感想というか面白い、面白くない、良かった、つまらない、という評価に関係してくるように思います。
初見の人でも、元ネタ知ってる人でも楽しめる作りがもちろんベスト、ですがそれはかなり難しいわけ、でして。
庵野監督関連のシンゴジラ、シンウルトラマン、シンヱヴァンゲリオンはそのあたり、かなりクリアできてきた、と思います(私的には)
で、仮面ライダーですが、私は見たことほぼ無い状態。
バッタ改造された人間が改造した悪の組織と戦う、くらいの知識。
ニチアサの戦隊モノは見てるが仮面ライダーシリーズ見とらんし。
って状態の人の感想って事をご承知ください。

結論から書くと、過去『シン』シリーズの中では一番ちゃちい、というかリアル感はないなあ、って感じです。
庵野監督が今回、どこを目指してるのかはわからんが、ヱヴァはともかく、ゴジラやウルトラマンは今、日本の現実にゴジラやウルトラマンが出たらこうなる?的なリアル感というか空想科学小説的な面白みがありましたが、今回はそれがイマイチ。
仮面ライダーって元々生身アクション見せ場が多い的な素材のせいか、なんか打ち合わせしてやってますよ、的な感があるんだよねー。
そこがいい、って人もいるもしれんが、シンゴジラでゴジラを着ぐるみとCGハイブリッドで作り上げたあの感じが好きだった私にはちょいとチープに感じる。
あと、怪人に関しても特殊メイクがメイク感ありありでねぇ・・
タレントが特殊メイクしての妖怪大集合、的な印象。
綾波レイ的なルリルリがツンデレから普通に女の子的な変化を見せるのがよい、のかもしれんが私にはあんまり響かなかったなあ。
わりと庵野監督過去作品、特にヱヴァ的な思想が底辺に流れているのを感じたが、実は逆で仮面ライダーの思考を元にヱヴァを作っていたのかもしれないね、庵野監督は。
ラストはやっぱり、私的にはあんまり好きでない感は高いが、まあ仕方ないかな時間的にも。
あれ以上長くしても綺麗にオチがつくとは思えないしな。
次作、作る気ありそうだし出来るかもしれないが、正直見に行くかはビミョー・・とも思うが、過去のシンヱヴァ前の劇場版エヴァンゲリオンで散々そーいうダメ感を味わい、しかし最後にはあのシンヱヴァを見せられた、という実績があるから・・結局期待はせずに見に行っちゃうかな、自分?

しかし、昆虫+ヒーローネタなら、普通に考えたらカブトムシとかクワガタで来そうなのにバッタできた石ノ森先生はやっぱり常人じゃないねぇ。
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