УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『パリに見出されたピアニスト』『ベニスに死す』

2019-09-28 22:58:54 | 映画

↑水族館の水槽の向こう側

今日はラグビー試合が静岡でありまして、なんと日本が超格上のアイルランドに勝利した!という。
で、試合後静岡駅には観戦後らしい外国人がたくさん。
ガタイの良いタトゥーバリバリの人も多し。
で、静岡ってやはり地方都市なんで飲食店閉まるのが早いんだよね。
東京みたいなどこでも深夜営業みたいな店は一部。
なんで、ラストオーダー過ぎてからも結構食べに来たい外国人が沢山来てまして、店員さんが苦労してました。
うーむ、せめてClose札くらいは用意しとけばよかったねー。
地方だから慣れてなくてすまんねー、と心の中で謝る私でありました。

で、今日は映画2本見てきました。

フランス映画です。
フランス映画つうと、わりと大人〜老年年代主役で熟成のアンニュイな感覚の映画、つうイメージがありました。
で、なんとなくわかるよーなわからんよーな??って後味の映画。
が、この映画は「え?これでフランス映画?ハリウッドか邦画じゃないの?なんかのどっかの過去作品のリメイクじゃなくて新作???」って思うような映画。
要するに安全牌というか凡庸な展開で。
シナリオ学校が教材にするような先が決まってる展開で、なんでこれをフランスで映画にする必要が?そして日本でわざわざ公開する必要が???
って感じ。
いや、悪い映画ではなく超王道路線安定路線なんだけどさー、今時なんでこんなありふれた映画作ってんの??って言うのが正直なところ。
あと、音楽天才映画にありがちな説得力の無さ!
全て、天才だから才能だから、の力技で納得させるのがねー、ピアニスト舐めんなよ!って思うんだが、まあ私はピアノ弾けんがねー。
で、最近日本でも増えてますストリートピアノ。
誰でも自由に弾けるように駅とかに置かれてるピアノ。
最近静岡駅にも出現しました。
浜松駅にはかなり以前からあったなー、あと甲府駅にもありました。
で、そのストリートピアノはYAMAHAで静岡県人としては嬉しい・・んだが、音楽院とかホールで使われるのはスタンウェイとかでさー、へーそーいう扱いですか、ふーん・・ʅ(◞‿◟)ʃって感じでしたな。
バッハとかラフマニノフとか名曲はいいんだが、音楽聴くために映画見てるわけじゃないし、音楽聴きたいなら生コンサート聴きに行く方がいいに決まってるし、例え天才の演奏じゃなくても。
いきなりオケとコンチェルトとか、あーナイナイ!と突っ込み入れ放題。
同じ天才音楽系なら、のだめカンタービレの方が数十倍面白いなあ〜、と思いました。
まあ、音楽天才系映画の典型例ってとこですな。

もう1本・午前10時の映画祭でこれを見た。
なんとなく知ってるよーな?って感じの映画でしたが、なんか昔の映画ってワンカットが長いねー。
今、これ撮ったら多分90分くらいに納めてると思う。
内容はシンプルで、ドイツの作曲家がいろいろ疲れてベニスに休養旅行に。
そこでものすごい美少年に会い魅入られてしまい・・という話。
これ、多分見た人の年齢によりかなり感想が変わると思います。
若い人から見れば、ストーカー的滑稽な話だろうが、ある程度年をとり、自身の限界先が見えてくるようになった人には、そのストーカー的な作曲家の気持ちがわかる!と言う。
若い頃はどこか自分は特別だ、先はまだまだあり今の状態がずっと続く、と実は空虚で根拠の無い状態でいくんだが、大人になるとその空虚さや根拠の無ささに気づき自分の矮小さや平凡さがわかってしまう。
事に芸術家にとっては、それは最も忌むべき避けたい状態なんだな。
で、作曲家は自分とは正反対のまさに光り輝くような美少年の存在から目が離せなくなる。
恋愛感情もあると思うが、若さや美しさを称え憧れる意識も根底にはあるかと。
で、美少年役のビョルン・アンドレセン!
ポートレイトみたいな画像は見たことあるし、確かに絵画みたいな美少年ではあるが、映画で動いてる彼も確かにものすごい美少年でありました。
今みたいに画像修正とか出来ない時代に、あれだけの美しさだもんねー。
なんか思うに70年代の少女漫画のキャラにかなり影響与えたんじゃ無いかなー?と思います。
オスカル様とかお蝶夫人とか、萩尾望都の描く少年像も似てるかなー?
で、彼が映画ではロシア語話してる?と思ったら設定としてはポーランド貴族なんだそうだ。
なんか少年時代のプルシェンコみたいでありました。
で、もし今リメイクしたら作曲家役にはジョニデが良いと思ったのでした(笑)


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