新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

東京都知事選挙

2014-01-30 14:59:24 | コラム
誰を選ぼうか:

本30日に渋谷駅前から代官山循環の東急のバスに乗った。後ろで見えない座席にお座りになっていた二人の(代官山にお住まいなのだろう)ご婦人が、都知事選挙は誰に投票すべきか討論されていたのが聞こえてきた。声の様子では若い女性ではないと思っていた。

議論は「誰も入れたい人がいないので困る」から始まって結論が容易に出なかった。だが、最終的には「矢張り原発に反対されている細川さんが良い。あの方は非常にお金持ちだそうだし、火力発電によるエネルギーコスト上昇も何とかして下さるのでは」に落ち着いた。こういう結論は出やすいのではと一般論として怖れていたが、現実に聞かされると「矢張りそういうことになるか」と、正直なところ気落ちさせられた。

それだけの話しだが。

御注進ジャーナリズムに思うこと

2014-01-30 08:46:20 | コラム
あの籾井発言は当たり前のことを言っただけでは:

昨29日の会合で出会った当方と同年代の三井物産の元取締役と元幹部のお二人は、異口同音に「籾井NHK会長は世代が違い過ぎて知らない。あの発言は当たり前のことを言っただけではないのか。寧ろ伝えられているように偏向した記者にはめられた気がする」と言っておられた。言うまでもなく同感である。

今朝の産経の阿比留瑠比の「極限御免」でもこの何方が言われたかは失念したが「御注進ジャーナリズム」を批判し「メディアや野党は、籾井発言をたたくぐらいなら、中韓の言いがかりにきちんと反論した方が建設的ではない」と結んでいた。当にその通りである。当方ですら以前から左巻きマスコミは何故、中韓の言いがかりをそのまま嬉々として伝えるのではなく「妄言である」くらいは言えないのかと言ってきた。

国会の代表質問における海江田民主党代表の質問の文言などは、恰も御注進ジャーナリズムの安倍総理批判と中韓の誹謗中傷が下敷きの如くで、あれでは中韓からの点数を稼ごうとしているとしか聞こえなかった。遺憾ではなく、今更ながらあのような者を選んだここ東京一区の有権者の程度の悪さを嘆きたくなった。

こんな事だから、来る2月9日の都知事選挙では如何なるハプニング(カタカナ語嫌いであるが、この奇妙なマスコミ好みの表現を敢えて用いていく)が起きるか不安である。言わんとすることは「都内には原発反対の細川元総理のファンが数多くいるのではないか」ということ。