新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

1月3日は外出して来た

2014-01-03 17:48:56 | コラム
有楽町駅前の火事のために予定が狂った:

午前中は昨日から見続けているNHKのBSの過去のW杯における我が代表のサッカーを引き続き見ていた。この98年からの我が国のサッカーのスタイルというか内容の変化と進歩をあらためて認識できたのは有意義だったと思う。その点では価値のある再放送だった。

どのように変わってきたかを簡単に言えば「古き良きWMフォーメーションの決まった位置に必ず誰かがいるので、それを頭の中においたボールを持った者がそこを目がけて蹴って行くという謂わば大雑把なものが、一時英国風のキックアンドラッシュをも採り入れて前へ前へと進んでいくサッカーだったが、技術の進歩と欧州と南米の進歩的サッカーの影響を受けて、パスを回して組み立てていくものに変わって行った」とでもなるだろう。

1998年にW杯に出られた頃などはその萌芽期とでも言いたいサッカーで、欧州や南米勢の敵ではなかったし、南米や欧州のリーグに誘われていた者もごく少数で、今日のように海外のリーグで活躍している者がA代表の主軸を為している状態を見れば、当に今昔の感がある。

しかし、後期高齢者で戦後直ぐに蹴球を覚えた者の目には、今日のジャニーズのガキどもの如きヘヤースタイルや、茶髪の者が幅をきかせているのは率直に言って嘆かわしいと感じる。でも「上手なら良いじゃないか」と切り返されれば黙らざるを得ないのが残念だ。

10時一寸前に水道橋の日大法学部の塚本教授の研究室に新年の挨拶と久闊を叙しに出かけた。しかし、有楽町駅前の火事のために山手線が動いておらず予定外の時間を費やして大久保駅まで歩いて総武線を利用せざるを得なかったので、予定よりも到着が遅れてしまった。研究室には塚本一門の卒業生が集まっていて、久し振りに現実の世界で活躍中の若き次代を担う精鋭と語り合う機会を楽しめた。

しかし、教授も門下生も箱根駅伝で日大がシード権を確保できるかの神経を集中していたし、他にも昨年に日大フェニックスが甲子園ボウルで関学に負けてしまったことにも話題が集中したのは止むを得なかった。そして、種々懇談した後に自宅で14時からのライスボウルをテレビ観戦すべく研究室を13時前に辞した。

ところが、総武線で新宿に戻ったところ山手線に電車いたので慌てて乗り換えれば「高田馬場から先が詰まっているので運転再開の見込み無し」と車内放送。だが、「ままよ」と車内に止まると、動き出したのが13時40分過ぎ。朝の火事の影響がこれほど長引くとは見込み違いで大いに慌てた次第。

結局のところ、こうし事情で正月の街の空気を味わう余裕もなく帰宅。ライスボウルもオービックシーガルズが関西学院大学を圧倒して連覇に終わり、社会人の強さを見せつけてしまった。時既に17時とあっては、長いようで短い一日が終わってしまった。

今朝辺りで長引いていた風邪による鼻づまりもどうやら解消してきたので、明日4日からはジム通いを再開しようかと考えている。しかし、本日はほとんどPCに触れる時間もなく、少しでも疲れやすい目を休められたのが収穫かも知れない。