新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

トランプ大統領を1期だけに終わらせる

2019-02-23 09:01:40 | コラム
BS TBSの報道1930で:

私はTBSが始めたこの夜の7時半からのニュース番組は司会者が松原である事でもあり、偏向したTBSの企てなので「BSフジの夜のPrime Newsのパクりか」と思って余り重きを置いていなかった。
ところが、他の番組との間の空き時間の埋め草にでも思って見てみると案外無視できない点もあったので、少しは注目するようになった。そして、22日には神田外語大学の興梠一郎教授と明海大学の小谷哲男准教授が出演というので興味を持って見ることにした。

三菱商事勤務の経験がある興梠教授は中国問題に詳しく、小谷准教授はアメリカの事情に明るいということで、他局にも屡々登場しているのだ、念の為。

話の内容は勿論、トランプ大統領が中心の感で、27~28日にベトナムで開催される第2回目の金正恩委員長との会談と、3月1日で期限が切れる中国との貿易問題というよりも国対国のギリギリの政治的会談の行方というか結末がどう出るかだった。私は中々充実した内容だと思って聞いたが、ここにその詳細を取り上げる気はない。だが、この専門家のお二方が言わば結論のように一致した意見を言われたのが極めて印象的だったので、ご紹介しようと思っている。

それは「習近平主席も金正恩委員長もトランプ大統領に2期目の4年間を務めて貰いたくないので、極力彼が失態を演じて支持率が低下して来たる2020年の選挙で勝てないように仕向けているのだ。即ち、既にオバマ大統領とあれほど違う政策を打っているのだから、トランプ大統領が後2年で替わればアメリカの出方も変わってきて、中国もDPRKもやりやすくなると期待しているのではないか。と見込んでいるのではないか」ということだった。「なるほど、そういう見方があるのか」と思って聞いた次第だった。