新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

9月6日 その3 9月5日のスポーツ

2019-09-06 16:52:48 | コラム
冷静な評論家から見れば:

乗りかかった船で出来るだけ簡潔に論評していって見よう。

U―18の野球の世界大会:
言わば2次予選に入って温存していたのだろう奥川君に投げさせた。私には「疲労が残っていたので」というのはこじつけで、何か別な理由があったと疑っていた。結果は上々でカナダ相手に7回投げてホームランの1点で抑えたのは立派だったと評価する。我が国のメディアはこと野球となると「三振奪取偏執狂」であり、その数の多さを称えるしか能がないようだ。奥川君は21個のアウトの内18が三振だったのは良かったと言えば言えると思う。私は北米の野球は全員が常に勝負を挑んで、何が何でも振ってくるから、三振を取りやすくなると見ているのだが。

私が奥川君で気になるのは、あの投球フォームだ。体が出来上がっていない高校生であれだけの速い直球を投げるのは良いが、左足が突っ張るかに見えて上体で投げているように見えるのが気になる。もっと体が沈み込んでも良いのじゃないかという気がする。先日、読売の菅野が中日に打ち込まれて2回で引っ込んだ時のフォームを、仁志だたかが「あのような投げた後のフォームが乱れた菅野を初めて見た」と言ったが、その形に似ていたのが気になるという意味。今夜は韓国が相手で大船渡の佐々木君を出すようだが、彼も登板間隔の空き過ぎが気になる。でも是非とも勝って欲しい。

サッカーの対パラグアイ戦:
私は森保監督が香川真司を外したのに感情を害されたので、前半の2点取ったところを見ただけで止めた。それはテレビ局(日テレだったか?)が騒ぐ割りにはパラグアイが大したことがあるとは思えなかったので、我が方の勝利を信じていた次第。久保建英君はマスコミの騒ぎすぎだし、本当にスペインで一軍でジダン監督に使えると評価されたのだったら、レンタルには出されなかっただろう。それに、いくら技巧派であってもあの体格では辛いと思う。現にデイフェンスをしないと森保監督に叱られたとか。小柄の私が言うのだが、未だそこまで手が(脚が?)回らないと思うよ。

バスケットボールの対アメリカ戦:
ここでもマスコミは八村塁君を騒ぎすぎ。私はお陰様でアメリカでNBAの試合を何度か見ているから言えるので、彼程度の選手はアメリカに行けばいくらでもいると思っていた。果たせるかな、スター選手が来ていないNBAの選抜テイームと対戦すれば、押さえ込まれてしまったではないか。先方も八村を十分にスカウテイングして来ただろうから、残念ながら当たり前の結末だと思う。今後は彼がNBAの中で揉まれて何処まで伸びるかだろうと思う。あの得点差が我が国対NBAの差となって現れたと思っていた。

読売の野球:
中日に負け続けるとは予想していなかったので、あの結果は少し意外だった。だが、追いかける立場にあるDeNAが格下の阪神に負けてくれたので、ゲーム差を維持出来たし、このまま菅野が直ぐには戻ってこなくとも、何とかリーグ制覇は出来てしまう気がする。私はこの球団の欠陥は他球団からFAの選手を買ってくるので高齢化の傾向があるし、もうこれ以上伸びそうもない者を多く抱えている点だと見ている。未だに阿部慎之助に亀井善行でもあるまいと思う。年俸通りに働いているのは、輸入品の丸と山口だけではないか。


9月6日 その2 9月5日のPrime News

2019-09-06 14:44:35 | コラム
興味深い内容だった:

5日の夜は関心があるスポーツの中継も多く、Prime Newsが始まってからはCMの間に裏番組で試合の成り行きを見守っていた次第。それらは奥川君が出てきたU―18の野球、サッカー日本代表の対パラグアイ戦、読売の野球、バスケットボールの対アメリカ戦という具合だった。スポーツの方は別途論じるとしてPrime Newsの感想を。

昨夜は私に言わせて貰えば出演者の粒が揃っていた。換言すれば、所謂テレビ局が言う専門家ではない方々だったということ。即ち、韓国問題、就中「離韓、離米」を語られたのが、佐藤外務副大臣、真田愛知淑徳大学教授、鈴置元日経新聞編集委員と予てから私としては信頼感を持って発言を聞いていた評論家ではない現職者か実務経験者だった。スポーツの方にも関心が行っていたので、綺麗には纏められないので、順序不同で「これは」と思った項目を挙げていこう。

離米:
佐藤副大臣を除いては、文大統領に対する評価というか(査定というのか)見方は当然ながら極めて厳しいのだった。極端な表現で纏めれば「政権は瓦解に向かっており、大統領自身は何をやっているのか解ってしないだろう」とでもなるか。兎に角、「光復節の演説で披瀝したDPRKとの統合で我が国を越える経済の規模を有する国になること以外は脳裏にないだだろうということで、アメリカから離れてしまうことは、そもそも文大統領の基本方針であり、その方向に進まざるを得ないのは日本が悪いのだという責任転嫁のロジックである」とのことだった。

ここまでは別に大変な驚きではないと思ったが、鈴置氏は既に米韓同盟は文大統領が破棄するまでもなく実質的に破綻していると指摘されたのには,司会の反町が慌てていた。私にとっては「ふーん」という以外の反応は出来なかった。

経済:
この点は元は旧東京銀行(旧横浜正金銀行で、現在の三菱UFJ)出身の真田教授の解説が迫力があった。最早、景気が良い悪いという次元ではなく、手持ちの外貨も実質的に減少しており、97年のIMFによる救済と同様なところまで来るだろうということだ。我が国が既に「スワップ」を拒否したことであり、「事と次第によっては・・・」ということだそうだ。個人的に裕福な層では危機を見越して元を売ってドルに替えて海外に逃亡を図っている傾向が出ているという。

サムソンは半導体の売れ行きが好調であると言うが、実態は過剰な在庫の処分が進んでいるのであって、韓国最大の企業としては経営の危機を脱する為には「アメリカの会社になってしまおうという計画すらある」という見方があるそうで。先日サムソンの代表が来日した背景には、勿論原材料の確保の目的もあったが、資金繰りもあったのだという観測もあったそうだ。

GSOMIA:
文大統領がこの期に及んで外遊して東南アジアの3ヶ国を歴訪していたが、タイ国では何とGSOMIAを締結していたのだそうだ。我が国とのそれを破棄してアメリカをあれほど怒らせておきながらタイと手を結んだとは。知らなかった私は十分に驚かされた。昨夜のお三方の観測では既に文在寅大統領は何が何でもDPRK最優先なので、元から好みではなかったアメリカと切れても構わないとの姿勢を示したのだということだそうで。ではアメリカが本気で離韓に踏み切るかはトランプ大統領の決断次第なので、とても読み切れないという意見だった。理解出来る。

在韓米軍の費用負担
トランプ大統領に5倍と吹っ掛けられているが、果たして今年末までにどのように決着するかが問題だ。文在寅大統領は出ていって貰うことが基本方針であるから如何なる判断をするかには,私でも十分に関心がある。文大統領は在韓米軍が出ていった後に如何なる事態が起きるかを何処までお考えかと思うと、この件は我が国の安全保障問題にとっても非常に重大なことだと痛感させられながら聞いていた。お三方の解説は「トランプ大統領は損か得かでお考えになる方だから」となっていた。

以上の他にも「アレッ」と引き込まれる話題が多かったが、私個人に印象ではこの辺りに大いなる興味があったということだった。簡単に言えることは「文在寅大統領は既に帰らざる川を渡り始めた」ように思えた。


私事ですが

2019-09-06 08:04:28 | コラム
顎関節症治療の通院が終了:

5日の午後に東急目黒線・洗足駅前の昭和大学顎関節症治療科に出掛けた、途中新大久保駅の階段を押し寄せてくる人の波を掻き分けて恐る恐る登る怖さも味わって。

病院では先ずは若い医師による近況の問診があってから、菅沼教授が簡単に診察され「これならもう今日で終わりにしよう」の一言で終了。若い医師からは「再発の危険性なきしも非ずだから、指示した顎の運動は最低1日に1度は続けるように」と聞かされて、万一に備えて顎関節症治療科の電話番号が記載されたメモを渡された。顔中というか頬の筋肉が痛くて食べ物が噛めずに苦しめられてはいたが、普通に生活していられる辛さからは8月中にはほぼ解放されていたので、もう終了かと密かな期待を持って病院まで来ただけに、嬉しさには特別なものがあった。

だが、噛めない食べられない状態が続いた間に5~6 kg程落ちた体重は未だ1 kg程しか戻っておらず、副産物として発症していた耳管開放症は未だ時々起きている状態だ。体重をが落ちるのはアッという間だったが、いざ増やそうとか肥ろうとしてみると超後期高齢者にとっては簡単なことではないのだ。そこで、食欲の秋が来るまで待っていようかと半ば諦めの心境。何れにせよ、顎関節症から何とか脱出出来ただけでも嬉しくて、昨日は出来ることなら祝杯でも挙げたいところだった。

だが、私は体質的にも医学的にも酒類は受け付けないので、アルミ缶入りのCoca ColaのEnergyで一人静かに乾杯した次第。