私は決してラグビーのファンではない:
我が国でのW杯開催の為に、暫くの間はトランプ大統領も、何処かの近隣の国のイヤらしさも、サウジアラビア(対イラン?)問題も、小泉進次郎新大臣の調子外れの発言問題も忘れて、ラグビーばかりを語っている状態になってしまったので、ここでも続けてみようと思った次第。
先ほどから、一所懸命に前回ラグビーの試合をスタンドで観戦したのが何時だったかを思い出そうとしているが、一向に出てこない。もしかすると、アメリカの会社に転進した1972年以前だったかも知れない。そんなことでラグビーを語るとか批判(しているのかな?)するとは不届きな所業かも知れないが、そこはご寛恕願いたい。
ラグビーは見ていて面白いか:
当方はかなりルールは承知しているつもりだが、あのように毎年のように変化させられては、一寸付いていくのが面倒に感じる時がある。でも解ったようなことを言うのは、私自身が同じ英連邦が発祥の地であるサッカー出身だということもある。だが、母方の叔父の1人が戦前の早稲田大学でレギュラーを張っていたので、その叔父と母親から「ラグビーとは」を子供の頃から吹き込まれていたことが、少しばかりの知識をつけられる原因になっていた。
それが湘南中学入学直後から蹴球部に入ったので、そこに集中した。そこに遠縁に当たる戦前のフットボールを知る者から、終戦直後にアメリカンフットボールの面白さを教えられて、藤沢の田舎(当時はかなりの僻地との感は否めなかった)の中学生が進駐軍に接収された明治神宮外苑競技場(アメリカ人たちは「ナイル・キニックスタジアム」と命名した)まで陸・海・空・海兵隊が争う「ライスボウル」などを観戦に行って、その面白さには十分惹かれていた。ナイル・キニックスタジアムが現在の建設中の国立競技場のこと、念の為。
そのフットボール好きはアメリカの会社に転進して増幅されたし、2人の息子たちが関東大学1部リーグの大学まで続けたので、一層のめり込んでいく結果となった。いや、サッカーやラグビーよりも面白いと惹かれていったと思う。息子たちを通じて強豪大学の監督さんたちからも本格的に「フットボールとは」を学べた。その上に本場のアメリカ人たちとともにNFLの試合を観戦したのだから、益々知識は充実し「フットボールこそが究極のスポーツ」と熱心なファンと化していた。
このような経過から言えば、観戦して最も面白いのが(アメリカン)フットボールで、第2位には突然野球が入ってきて、第3位に辛うじてサッカーが入り、ラグビーはサッカーと同率とは言えない第3.5位辺りかと思う。サッカーの評価を低くした理由は、我が国の代表のおざなりというか責任逃れのパス回しばかりか暇さえあれば「バックパス」と後陣での「パス交換」ばかりの消極性に嫌気がさしているからだ。あれは子供の頃からの育て方に問題があるのではと疑う。
ラグビーのルール:
屡々聞かれる「アメリカンフットボールも見たいとは思うが、何分にもルールが解らないので」という言い訳は大間違いだと何度か論じた。それは「得点の取り方というか試合の進行の決め事が解らない」と言っているのである。多くのフットボール系の競技でも「ルールを完璧に理解してプレーしている者などいない」と、私は見ている。現に、MLBでもNPBでも、ルールを理解できていなかった為の失敗が常にあるではないか。ラグビーの毎年のように導入される新ルールを承知して見に来ているファンがどれほどいるだろうか。
フットボールだって、ランニングバックが相手の厳しいデイフェンスを突破して長い距離を走ってタッチダウンを取る場面か、レシーバーガキ例にパスを捕って行く格好良さを楽しめば良いだけのことだ。私だってここでも常に変わって行くルールなどを承知して観戦している訳ではない。
私はサッカーにもラグビーにもどう考えても不合理だと言いたくなるルールがあると思っている。そういう矛盾点を解決して、後から言うなれば人工的に創り上げられたのがアメリカのフットボールであり、そのルールには矛盾点が少ないと思う。解りやすい点を挙げてみればサッカーもラグビーもいくら批判を浴びても審判員を3人しか置いていないので、見逃しと誤審が生じやすい。それを近頃はデイジタル的な機械を使って何とかしようとするので、屡々ゲームが中断される。それでも審判員を増やそうとしない辺りにUKの頑固さを感じるのはおかしいかな。フットボールは7人制である。
ラグビーのルールでこれだけは根本的にお変えになればと思うことがある。それはキックオフなのだ。即ち、ラグビーでは点を取られた方が試合再開の際に、得点をした有利な立場にある陣地に向かって蹴り込んでいるのだ。これでは、屡々得点をして勢いが出ている方に再び攻撃権を与えてしまう結果になる矛盾だと、私が決めつけている制度である。失点した上で再び攻撃権を相手に与えては何ともならないと思う。アメリカ的合理性はこの矛盾を解決して、得点した方がキックして相手方の攻撃になるように決めてある。ラグビー界もソロソロこの点を改正したら如何と思う。
我が国でのW杯開催の為に、暫くの間はトランプ大統領も、何処かの近隣の国のイヤらしさも、サウジアラビア(対イラン?)問題も、小泉進次郎新大臣の調子外れの発言問題も忘れて、ラグビーばかりを語っている状態になってしまったので、ここでも続けてみようと思った次第。
先ほどから、一所懸命に前回ラグビーの試合をスタンドで観戦したのが何時だったかを思い出そうとしているが、一向に出てこない。もしかすると、アメリカの会社に転進した1972年以前だったかも知れない。そんなことでラグビーを語るとか批判(しているのかな?)するとは不届きな所業かも知れないが、そこはご寛恕願いたい。
ラグビーは見ていて面白いか:
当方はかなりルールは承知しているつもりだが、あのように毎年のように変化させられては、一寸付いていくのが面倒に感じる時がある。でも解ったようなことを言うのは、私自身が同じ英連邦が発祥の地であるサッカー出身だということもある。だが、母方の叔父の1人が戦前の早稲田大学でレギュラーを張っていたので、その叔父と母親から「ラグビーとは」を子供の頃から吹き込まれていたことが、少しばかりの知識をつけられる原因になっていた。
それが湘南中学入学直後から蹴球部に入ったので、そこに集中した。そこに遠縁に当たる戦前のフットボールを知る者から、終戦直後にアメリカンフットボールの面白さを教えられて、藤沢の田舎(当時はかなりの僻地との感は否めなかった)の中学生が進駐軍に接収された明治神宮外苑競技場(アメリカ人たちは「ナイル・キニックスタジアム」と命名した)まで陸・海・空・海兵隊が争う「ライスボウル」などを観戦に行って、その面白さには十分惹かれていた。ナイル・キニックスタジアムが現在の建設中の国立競技場のこと、念の為。
そのフットボール好きはアメリカの会社に転進して増幅されたし、2人の息子たちが関東大学1部リーグの大学まで続けたので、一層のめり込んでいく結果となった。いや、サッカーやラグビーよりも面白いと惹かれていったと思う。息子たちを通じて強豪大学の監督さんたちからも本格的に「フットボールとは」を学べた。その上に本場のアメリカ人たちとともにNFLの試合を観戦したのだから、益々知識は充実し「フットボールこそが究極のスポーツ」と熱心なファンと化していた。
このような経過から言えば、観戦して最も面白いのが(アメリカン)フットボールで、第2位には突然野球が入ってきて、第3位に辛うじてサッカーが入り、ラグビーはサッカーと同率とは言えない第3.5位辺りかと思う。サッカーの評価を低くした理由は、我が国の代表のおざなりというか責任逃れのパス回しばかりか暇さえあれば「バックパス」と後陣での「パス交換」ばかりの消極性に嫌気がさしているからだ。あれは子供の頃からの育て方に問題があるのではと疑う。
ラグビーのルール:
屡々聞かれる「アメリカンフットボールも見たいとは思うが、何分にもルールが解らないので」という言い訳は大間違いだと何度か論じた。それは「得点の取り方というか試合の進行の決め事が解らない」と言っているのである。多くのフットボール系の競技でも「ルールを完璧に理解してプレーしている者などいない」と、私は見ている。現に、MLBでもNPBでも、ルールを理解できていなかった為の失敗が常にあるではないか。ラグビーの毎年のように導入される新ルールを承知して見に来ているファンがどれほどいるだろうか。
フットボールだって、ランニングバックが相手の厳しいデイフェンスを突破して長い距離を走ってタッチダウンを取る場面か、レシーバーガキ例にパスを捕って行く格好良さを楽しめば良いだけのことだ。私だってここでも常に変わって行くルールなどを承知して観戦している訳ではない。
私はサッカーにもラグビーにもどう考えても不合理だと言いたくなるルールがあると思っている。そういう矛盾点を解決して、後から言うなれば人工的に創り上げられたのがアメリカのフットボールであり、そのルールには矛盾点が少ないと思う。解りやすい点を挙げてみればサッカーもラグビーもいくら批判を浴びても審判員を3人しか置いていないので、見逃しと誤審が生じやすい。それを近頃はデイジタル的な機械を使って何とかしようとするので、屡々ゲームが中断される。それでも審判員を増やそうとしない辺りにUKの頑固さを感じるのはおかしいかな。フットボールは7人制である。
ラグビーのルールでこれだけは根本的にお変えになればと思うことがある。それはキックオフなのだ。即ち、ラグビーでは点を取られた方が試合再開の際に、得点をした有利な立場にある陣地に向かって蹴り込んでいるのだ。これでは、屡々得点をして勢いが出ている方に再び攻撃権を与えてしまう結果になる矛盾だと、私が決めつけている制度である。失点した上で再び攻撃権を相手に与えては何ともならないと思う。アメリカ的合理性はこの矛盾を解決して、得点した方がキックして相手方の攻撃になるように決めてある。ラグビー界もソロソロこの点を改正したら如何と思う。