新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

9月3日 その2 Uー18の野球の世界大会

2019-09-03 08:57:06 | コラム
高校野球あれやこれや:

国旗無しのシャツを着て韓国に:

高野連の指示なのか代表テイームの監督の忖度なのか知らないが、あの白いだけのシャツを着て韓国に向かっていった姿勢には呆れる他なかった。何とかいう監督にしたところで、そういう国旗を敬わない世代だったのかも知れない。この件の経緯をスポーツ界の裏表に詳しい人物に尋ねてみた。答えは解りやすく「夏と春の甲子園の野球を主催している新聞社が何処かを考えて見よ。朝日新聞と毎日新聞ではないか」だった。なるほど、それ以上の解説は鈍感だった私にも不要だった。

アメリカに大勝して台湾に負けた:
大いにあり得ることだと思って昨夜の敗戦を途中まで見ていた。それは、プロでも間々ある現象だが「ヒットを沢山打って大量点を取って大勝した翌日の試合にはサッパリ打てなくなって負けてしまうこと」があるのだ。台湾の投手には昨年も捻られ、既に楽天に入ると決まっているような良い選手だそうだが、ショートストップがエラーを乱発するような事態も手伝ったし、降雨の為に5回終了までで打ち切られてしまった。日大高校フットボール部監督の故清水之男氏が言われた「高校生の子供がやることでは、何が起きるか予測は出来ない」通りかと思った。

この代表テイームには不思議というか興味深い点がある。何故か甲子園に出ていなかった高校の選手が先発メンバーに何名も入っている代わりに、優勝と準優勝校の履正社と星稜の生徒が1名もいない先発メンバーの編成もあったことだ。これは高野連のご意向か甲子園と違って監督の他に複数のコーチがベンチ入り出来る合理的なテイーム編成のお陰か知らない。埋もれた人材の発掘も結構だが、履正社のあの決勝戦でホームランを打った選手が選ばれなかったのも興味深い出来事だった。だから台湾に負けたとは言わないが、何故だろう。

何故だろうをもう一例挙げておくと「折角選んで連れて行った奥川君と大船渡の佐々木君は何故3試合が終わった時点で使われていないのか」という点だ。アナウンサーは奥川君は指のマメを潰したからだと説明していたが、そんな生徒を何故選んで連れて行ったのかと伺いたくなる。佐々木君の場合は地区予選の決勝戦で「使いすぎないように」登板を回避したそうだが、世界大会でも回避なのか。見ている方から言えば「アメリカの高校生を相手に160 kmの速球でなぎ倒す場面でも見たかかった」のだ。使わないのは何故かくらいは、アナウンサーにでも言わせて欲しい。


曽国氏の記者会見

2019-09-03 08:19:04 | コラム
余りにも予想通りだった:

2日の午後から休憩時間を含めて11時間も行われた韓国の法務大臣候補の曽国氏の記者会見の内容を全部聞いた訳ではないが、報道等によれば検察の捜査が入っている全ての疑惑を「知らぬ、存ぜぬ」で通したのいうのは、私にも出来る予想通りだった。そう思った理由は簡単で「これまでに文在寅大統領をも含めて韓国が我が国との間に生じさせてきた諸問題と疑惑について一件でも“その通りであり、非は我が国にある”と認めた先例がなかったから」であり、今回もその例に漏れなかっただけでのことだ。

ここでお断りしておくべき必要があると思うことは「世界広しと雖も潔く自らの誤りなり非なりを自発的に認めて謝罪する文化」は我が国独特の歴史的な美風であって、ヨーロッパやアメリカの諸国や中国や韓国においてはあり得ないことなのである」という点だ。だからと言って,私が曽国氏の全面否認を良しとしている訳ではない。彼らのDNAがそうさせているに過ぎないので、あの姿勢を我が国で「怪しからん」だの「不正直だ」などと批判することに余り意味はないと思う次第だ。

私はこの一件の最大の問題点は「文在寅大統領がその権限を如何に行使するか」にあると見ている。即ち、報道によれば文大統領は既に閣僚の任命に必要な事前の手続きである国会の聴聞会の反対を押し切って康京和外務部長官も含めて10数人の閣僚を取り立てているのである以上、曽国氏の場合も昨日の記者会見の結果がどうであろうと、ご当人が見せていたやる気通りに任命するだろうということだ。報道によれば、曽国氏は強硬な反日派であるそうだから、任命された暁には文大統領の反日と抗日姿勢が一層強化されるだろうと危惧するのだ。

この文大統領の閣僚任命に際しての強硬姿勢は確か南北の韓国問題の専門家である龍谷大学教授の李相哲氏も予言しておられた事で、その確率は高いと思っている。余談かも知れないが、Wikipediaによれば李教授は既に我が国に帰化された朝鮮族の中国人で、あの氏名も「リソウテツ」と読むのが正しいようで、「イサンチョル」ではないようだ。私は不覚にも韓国訛りが強く残っている教授の日本語から韓国人かと思っていた。

私は外交面でアメリカとの対立まで選択したかに見える四面楚歌の声を聞く文在寅政権が、今後対我が国と対アメリカの外交政策というか対立を何処まで本気で推し進めていくかを注意深く見守っていく必要があると思っている。その点から考えれば、アメリカ最高の州立大学であるUCバークレー校の留学経験がある曽国氏が、海外事情というか国際問題に全く疎いとしか見えない大統領をどのように補佐していくのかも鍵をになると推定している。