新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

民主主義政治とは

2013-12-28 08:02:55 | コラム
沖縄県庁に反対派が座り込み:

仲井間知事の埋め立て承認に対して圏内の反対派が座り込み、マスコミは知事の暴挙を批判する県民の声を流してくれている。例えば「あれはうちなんちゅーではない」などと言わせて。

私は良く解らないのだが、民主主義政治の下では「自分たちの代表を自らの意思で投票で選んで自分たちの意思を政治に反映されてくれ」となっているらしい。即ち、格差があろうとなんだろうと一票を投じて委任したはずだと思っている。

しかし、(あの県庁に押しかけている中にどれほどの職業運動家がいるか不明だが)沖縄県民は仲井間知事に自分たちの意思と意向を代表してくれとして支持したのではなかったのだろうか。それが今になって(金に目がくらんで)裏切られたようなことを言い出している。マスコミのその矛盾を言う前に知事の批判から入っている。

私は我が国には戦争が終わって間もなく「民主主義政治」が導入されたと記憶している。この原則は多数決だと教えられたはずだ。だが、その後それほど日が経たない間に「民主主義=平等(それも悪平等に極めて近いもの)」にすり替わっていったと思っている。いや、リベラル的と言うか社会主義的な事を指すのが民主的だと信じ込まれているようになったとすら言いたい。

その辺りを最も曲解している姿勢を見せているのが一部の政治家であり報道機関だと思わせられることが屡々だ。仲井間知事を選んだのは沖縄県民であったし、民主党に政権を与えたのも我らが国民の皆様だったのを忘れてはならない。私は民主党に懲りた多くの国民の皆様が今回は自民党を選んだのだと信じている。信じて選んだはずの安倍総理を批判するのは天に向かって唾するようなことではないのかな。

安倍総理の靖国参拝に思う

2013-12-28 07:42:42 | コラム
総理は自身で言ってきたことを実行されただけでは:

靖国神社参拝を肯定的に報じている報道機関は希だ。何処かに「選挙公約にあった事を実行されただけで、それを批判する理由はないのでは」と言う所があってもおかしくないと思っている。しかし、ここまででは、その結果で何が起きたかは別問題だが、それとても苟も報道機関であれば十分に予測できたはずで、何も喜び勇んで中国と韓国からこういう反応があったと大声で報じることでもないのでは。

アメリカからは大使館の不快感表明が国務省のそれに格上げしたと言っているが、アメリカが何か言えばそれが金科玉条の如きもので甘んじて承れと言いたいのかな。それでは日頃からアメリカ政府が言うこと為すことに従順でなかったことと矛盾していないのかな。私にはアメリカ(あの大統領は?)はこう言ったことで中国に何となく気兼ねをして見せたのかと思ってしまうのだが。

私は何度か私的な場でも家庭内で言ってきたことだが、韓国は我が国に対する戦勝国でも何でもなく自分たちの中にも靖国神社に祀られている人がいるはずなのに靖国神社とそれへの総理の参拝に常に過剰以上に異常に反応して我が国を批判してみせる。これらの矛盾をもう少し大きく採り上げて論じる報道機関出てきても良いのではないかな。

私には中国と韓国が貿易の面で我が国と袂を分かつような行動に走って良いほど強固な経営状態にあるとは思えないし、あの姿勢の裏に経済というか貿易面に対する考慮が何処まであるのかなと思っている。

以上に対する私の28日朝の時点での言い訳だが、未だ声が通常の美しさを取り戻せておらず、元気にもなれていないのだが、沈黙していてよい事態ではないと思っての一言。

12月26~27日の出来事

2013-12-27 17:02:44 | コラム
多事な2日間だった:

26日は何となく風邪気味だったが「何のこれしき掠り傷」とばかりに高を括って、午前中はジムに向かった。しかし、余りしっくりと来ずに頭がボーッとしてきたので早々にシャワーを浴びて帰宅。テレビのニュースを見ると安倍総理の靖国神社参拝を全局で報じていた。予期せざる出来事だった上に既に風邪のせいか思考力が衰えていたのか、どのように反応すべきか解らずに思考停止して眺めていただけ。

だが、相変わらず各局は批判的というのか何と言うべきか、中国と韓国からの反響ばかりを採り上げていた。この両国からの反応は予め解りきった事であるのに、何故に殊更に報じるのかと不快だった。何れにせよ、またもや「ご注進、ご注進」式な自虐報道の姿勢にウンザリ。

昼食後辺りからは、ずっと引き込むことがないようにあれほど注意してきた風邪が本格化したかのようで、一層ボーッとなって眠気も催してきたので、横になってボンヤリとテレビを眺めつつも週刊誌を読むともなく頁をめくっていた。木曜日はかかりつけのSクリニックの休診日とあっては為す術もなく夜になるのを待っていた。

しかし、夕食後には喉をやられたのか声が出なくなってしまったので、処方された風邪薬だけを服用して眠る努力をしていた。だが、薬に浮かされたためか一向に努力が実らず、気が付けば27日の02:30となっていた。これはいかんとばかりに起き上がって熱を測っても35.6度で一安心。そこで漸く眠れたのか、気が付けば04:30だった。

27日は多忙な予定が入っていて、先ず09:30に社会保険中央総合病院(社保中)のX門科での定期検診の予約と午後14:45から歯科医での25日に抜いて頂いた神経のフォローアップ診察の予約がある。しかし、病み上がりの当方が迂闊に風邪を引くと肺炎併発の危険性ありと散々脅かされているので、何としてもSクリニックに行って窮状を訴えねばならないと思っていた。だが、ほとんど声が出なくなっていたのには参った。

それでも熱が36.7度だったので、態勢を整えて先ず社保中に向かった。今回はそうそう前回と同様な幸運に恵まれず呼ばれたのが10時丁度。診察の結果は良好で、次回は3ヶ月先で良しと宣告され安心して処方箋を調剤薬局に持参して15分歩いてSクリニックへ。30分待ちで診て頂けば喉は大丈夫だったが声帯の周囲に炎症を起こしていただけと診断され、やれ一安心とまた15分歩いて薬局で薬を受け取って帰宅。

幸いにして雨が止んでいたから良かったのだが、この移動を雨降りの中で敢行していればかなりな負担だっただろうと思った。12時頃にまたテレビのニュースを見れば何処の局だったかお馴染みの某通信社の偉い人がアメリカに不快感を示されたのが云々と解説していた。私の霞がかかったような現時点の頭では「安倍総理は周辺の諸国からの反響くらいは織り込み済みで参拝されたのだろう」くらいは考えることが出来た。だが、未だそれ以上には頭が動かない。

その後14:45の歯科の予約でこの棟の地下に降りていった。秘かに長く通っていたこの医院も今日で終わりかと期待していたが、神経を抜いた後に入れたくスリを交換しただけで1月7日の予約をさせられてしまった失望して帰宅。一日に薬局も含めれば4軒の医療機関を回ったのはおそらく生涯最初のことかと思った。これで2013年の病院回りも終わったかと思えば感無量。

27日一日の行動の結果はかなりの疲労感を覚えたので、「安倍総理の靖国参拝が中韓のみならずアメリカとの関係に如何なる影響を及ぼすかを考えるのは先送りにしよう」と決め、このように日記風に纏めることにした次第だ。だが、何故評論家の方々もマスコミ論調にも総理を擁護するものが少ないのだろうかと感じている。

12月25日の出来事

2013-12-26 13:27:02 | コラム
キリスト教徒ではない者の25日:

当方にはクリスマスなど祝う理由などないが、結構多忙な一日だった。先ずは昨日購入した不足分の年賀葉書10枚から3枚を印刷しようとして、またもやうっかり手順を誤って2枚の損失を出してしまった。それからブログのエントリを終えて外出。本来の目的は11:30に新大久保駅前で専門出版社の編集長と落ち合って懇談のためだ。彼とは1990年以来23年のお付き合いである。彼はKoreatownの視察のためもあって、此処まで来てくれるのだ。

だが、私はその前に郵便局に立ち寄って不足してしまった分の年賀葉書を補充し、更に通販で購入した北海道の馬油の代金を郵便為替で支払う。方法は余り好みではないATMだ。そこで時計を見れば10:50だったので、20分かけて駅まで歩けば良いかと、雲一つない空を眺めてお散歩気分を味わった。

新大久保駅の改札口の前は春頃の混雑が嘘のように空いていて改札口に接近できて、出てくる人を見定められるようになっていた。編集長は20分過ぎに到着したので、先ずは腹ごしらえと懇談のために韓国料理屋を避けてファミレスに。未だに韓国系に押されているのか店内は閑散としていた。

1990年から懇談の目的は23年続いてきた同社への寄稿を、8月の二度目に心筋梗塞で穴を空けたことと、当方も考えていた年齢制限と併せて、ここで終了することで目出度く円満に合意した。全く物書きの素養も何もなかった当方を育てて頂き、23年も使って頂いたことに感謝した次第だ。自分でも驚いているが、最初の10年間は月2回発刊の専門誌の毎号に寄稿していたのだった。

勿論、ここで辞めるのには一抹の寂しさは残るが、24日の定期検診で主治医の循環器内科の医長先生に「もう、根を詰めるようなストレスを感じる仕事はしないように」と言われたばかりであったので、納得なのである。

それから約1時間をかけて大久保通りを案内してから職安通りを結ぶ、最も韓国の化粧品と食品を売る小店が数多く軒を並べている路地を通って、職安通りに向かった。編集長は店舗の数の多さもさることながら、どう見ても過当競争を演じているとしか見えない個別の店で採算が取れているか否かは疑問だとの感想を洩らした。

話は別だが、当方がこの辺りに増えてきたと思われる新規出店は「送金」="remittance"の看板を掲げたところである。職安通りには以前から韓国外換銀行の営業所があったが、最近のものは看板にも"remit"等とあって文法的にもおかしく、何となく怪しげである。看板にハングルがないのは韓国人以外が顧客という意味かも。

編集長は元々必要意外なとは言わない方なので、職安取りの百貨店を標榜している韓国製品のみならず国産の野菜まで売っている大型店舗内を視察してから、別な取材に向かって行った。

当方はここで一旦帰宅してから14:45からの歯科医の予約で、この棟の地下に向かった。そこでは結局先生と相談の上で、ここ数ヶ月悩まされていた奥歯の根が露出して神経も出てしまっていた痛さを解決する神経を抜く処置を受けた。結構きつかったが、9月に受けたMRIの断層写真撮影の辛かった90分間と比べれば楽勝だった。帰宅して水を飲んでも痛くも何ともないのに感動した。

この処置が睡眠不足とこれとどう関係するかも知らないが、今夜はよく眠れるかと密かに期待した。しかしながら、眠気を催すだろうと期待して11:30まで粘ってテレビを見た後に就寝したがサッパリで、ウツラウツラしながら何時眠れたか解らないうちに04:30と朝を迎えて大いに失望。その後05:30まで二度寝を期待してみたが効果がなく、諦めて起きてしまった。ではあっても、起き抜けの水一杯が歯にしみることなかったのは快感。

田中将大のMLB行きに思う

2013-12-26 08:35:11 | コラム
何故マスコミはこの件により深く突っ込まないのか:

私は楽天は田中の転出を早晩認めねばならないと思って眺めていた。そしてその通りになった。だが、マスコミが「良かった」だの「田中の大活躍を期待」などと言う提灯記事ばかりなのが気に入らない。

彼等は解っているはずだと思っている。それでも「ヤンキースが取るだろう」とか「ドジャースやレッドソックスが興味を示す」等しか言わない。私は「ヤンキースだけは行かせたくない」と思っている。以下に「何を解っているはずか」を述べてみたい。

それは読売巨人の常套手段である、他ティームから有力選手がFA宣言するや否や自分のところのレギュラー選手とポジションが重複しようと何だろうと、自社のネームヴァリューと老後の安定を保証するのか、高額の年俸を提供して取ってくるのが、ヤンキースの「金に飽かした補強戦略と同じだからだ。

これは自分の球団の補強策であると同時に「もしも他球団に行かれて良く働いて自ティームに害を及ぼさないよう」という意図が見え見えだからだ。言うなれば「飼い殺しも辞さない」という作戦だ。即ち、私はもしもレッドソックスにでも取られれば、今年と同じような醜態になりかねないくらいは考えているだろうと深読みして言っているのだ。

これを巨人に当て嵌めれば、決して悪い投手ではないが来シーズンの巨人の命運を左右するほどとは思えない広島からFAした大竹投手を取りに行ったようなことを指して言っているのだ。「ヤンキースは既に5人も外野手を揃えてイチロー君がトレード要員かも知れない」とマスコミは言っているではないか。ここにヤンキースが度量を示して他球団に出すかどうかを見ていれば解ること。

私は田中将大がMLBに行って通じるか否かなどは知らないし、ここではそこを論じているのではない。英語が解るようになるかとか、異国の文化に慣れ親しめるかではない。誰か一人くらいこういうアメリカ式球団経営政策?を指摘しても良かったのではないかと言っているのだ。

アメリカの企業社会では「高額な年俸を条件とすれば、それに見合う働きが出来ない場合にどうなるのか」辺りをもっと真正面から指摘しても良い時期ではないかとも言っているのだ。彼等は感情論には流されない連中だ。しかも、彼等の社交辞令の巧みさは我々の想像の域を超えている。甘言に釣られては駄目だ。