8月30日に行われた衆議院選挙で圧勝した民主党の鳩山代
表は、ロシアとの信頼関係を出来る限り、早期に充実を図ると
言う声明を出した。
この声明が出されてからロシア国内では、民主党の勝利が今
後、露日関係にどう影響するかに付いて、盛んに議論がなされ
ている。
そうしたなかから二つのコメントを紹介する。
先ずはロシア議会下院国家会議国際問題委員会のコサチョフ
委員長は次の様にコメントしている。
「鳩山氏からの声明は出されているが、このあと実際的にはど
う進展するのか我々は見つめなければならない。
これが迅速に行われるとは私は思わない。
これから誕生する鳩山首相は露日関係全体のコンタクトにおい
て、より柔軟で情報に通じた人物ではあろうと思う。
それでも初期の活動段階では保守的な日本社会にあって、その
試みが制限を受けるだろうことは(?)だ。
鳩山氏が自身が声明で明らかにした露日関係を見直す路線を、
どれだけ強固に守りきれるか、それに全てが掛かっている」
コサチョフ委員長は、この様に述べている。
次にロシア国立経済高等学院で教鞭をとり、45年以上も露日関
係を研究してきた博士は次の様にコメントしている。
「鳩山氏とは氏がモスクワを訪れた際、また私が訪日した際に幾
度かお会いしており、全体的に好意的な印象を受けた。
ロシアへの親近感が感じられ(?)な気持ちを持っていることが判る。
これは90年代初頭は日ソ(?)の立ち上げに関わり、ここ5年は日露
協会の会長を務めていることを考えれば納得がいく。
鳩山氏にはロシア政府と友好を築いてきたという長い伝統がある。
父・威一郎氏は1970年代、外務大臣としてソ連との関係を取り持っ
てきた。また祖父の一郎氏は両国関係の正常化に歴史的な功績
を残している。
1956年10月、鳩山一郎首相は重い病をおして車いすに乗りながら
モスクワに降り立ち、ソ日共同宣言に調印を行い、これによって両
国の戦争状態は終結した。
鳩山由紀夫氏は露日関係拡大を願う一人であり、それを行いうる人
物だと私は思う。
鳩山内閣の時代、露日関係が前進すると考える根拠もあるが、これ
以外にも、どういった組閣を行えるのか、外務省官房の(???)に多く
が掛かってくるだろう。
それでもよけいな幻想を抱くには及ばない。2ヶ月前に南クリル諸島
を日本の領土と明記した改正北方領土特措法が採択された際、法
案採択の旗頭の一人であったのが、まさに鳩山由紀夫氏であったこ
とは忘れてはならない。
この法案が通過したことで両国の交渉は、事実上袋小路に追い込ま
れている。
鳩山内閣の誕生で両国関係を話し合う交渉が、活発化するだろうとい
う期待はもてる。南クリル諸島問題もこれに入り状態が降着化してしま
った以上、新政権は何らかの手段を講じなければならない。
それでも日本から新たな提案かなされるとは期待できないだろう。
恐らく鳩山氏は4島の全島返還を要求する日本の立場を、積極的に押し
とおすものと思われる」
博士はこのようにコメントしている。
※(?)は音声が途切れて聴き取れず
※(???)は何と言っているのかさっぱり判らない
9月2日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
表は、ロシアとの信頼関係を出来る限り、早期に充実を図ると
言う声明を出した。
この声明が出されてからロシア国内では、民主党の勝利が今
後、露日関係にどう影響するかに付いて、盛んに議論がなされ
ている。
そうしたなかから二つのコメントを紹介する。
先ずはロシア議会下院国家会議国際問題委員会のコサチョフ
委員長は次の様にコメントしている。
「鳩山氏からの声明は出されているが、このあと実際的にはど
う進展するのか我々は見つめなければならない。
これが迅速に行われるとは私は思わない。
これから誕生する鳩山首相は露日関係全体のコンタクトにおい
て、より柔軟で情報に通じた人物ではあろうと思う。
それでも初期の活動段階では保守的な日本社会にあって、その
試みが制限を受けるだろうことは(?)だ。
鳩山氏が自身が声明で明らかにした露日関係を見直す路線を、
どれだけ強固に守りきれるか、それに全てが掛かっている」
コサチョフ委員長は、この様に述べている。
次にロシア国立経済高等学院で教鞭をとり、45年以上も露日関
係を研究してきた博士は次の様にコメントしている。
「鳩山氏とは氏がモスクワを訪れた際、また私が訪日した際に幾
度かお会いしており、全体的に好意的な印象を受けた。
ロシアへの親近感が感じられ(?)な気持ちを持っていることが判る。
これは90年代初頭は日ソ(?)の立ち上げに関わり、ここ5年は日露
協会の会長を務めていることを考えれば納得がいく。
鳩山氏にはロシア政府と友好を築いてきたという長い伝統がある。
父・威一郎氏は1970年代、外務大臣としてソ連との関係を取り持っ
てきた。また祖父の一郎氏は両国関係の正常化に歴史的な功績
を残している。
1956年10月、鳩山一郎首相は重い病をおして車いすに乗りながら
モスクワに降り立ち、ソ日共同宣言に調印を行い、これによって両
国の戦争状態は終結した。
鳩山由紀夫氏は露日関係拡大を願う一人であり、それを行いうる人
物だと私は思う。
鳩山内閣の時代、露日関係が前進すると考える根拠もあるが、これ
以外にも、どういった組閣を行えるのか、外務省官房の(???)に多く
が掛かってくるだろう。
それでもよけいな幻想を抱くには及ばない。2ヶ月前に南クリル諸島
を日本の領土と明記した改正北方領土特措法が採択された際、法
案採択の旗頭の一人であったのが、まさに鳩山由紀夫氏であったこ
とは忘れてはならない。
この法案が通過したことで両国の交渉は、事実上袋小路に追い込ま
れている。
鳩山内閣の誕生で両国関係を話し合う交渉が、活発化するだろうとい
う期待はもてる。南クリル諸島問題もこれに入り状態が降着化してしま
った以上、新政権は何らかの手段を講じなければならない。
それでも日本から新たな提案かなされるとは期待できないだろう。
恐らく鳩山氏は4島の全島返還を要求する日本の立場を、積極的に押し
とおすものと思われる」
博士はこのようにコメントしている。
※(?)は音声が途切れて聴き取れず
※(???)は何と言っているのかさっぱり判らない
9月2日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル