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ロシアと中国は10月の政府トップ会談に向け準備

2009-09-11 | ラジオ
ロシアの経済発展省と中国の商務部いわゆる商務省は北京で、両
国政府のトップ会談に関す会合を開催した。
ロシアのプーチン首相と中国の胡錦涛国家主席の会議が、今年10
月に北京で予定されている。
これに付いてロシアの声の評論委員は、次の様にコメントしている。
ロシア経済発展省報道部は、北京で開かれた今回の会合の一つの
目的は、両氏の会談が開かれるのと同じ10月に開催される、第4回
露中経済フォーラムの準備であったと伝えた。

今年6月、中国の胡錦涛国家主席はモスクワでプーチン首相と会談
した際に、プーチン首相が今年10月に北京を訪問するのを待ってい
ると述べた。
このようにロシアと中国の高いレベルでの交渉(???)ていない。
それどころか両国の政治と経済の相互関係を深める、新たな促進剤
も現れている。

ロシア科学アカデミー極東研究所の中国の専門家の副所長は、これ
に関する自身の見解に付いて、次の様に語っている。
「今年2009年はロシアと中国の戦略的パートナーシップが、今後複
合的に発展することを促進する年だ。それは二つの方向で行われて
いる。
先ず一つは国際的な協力だ。中東から東アジアまでの、全地域にお
ける問題に関して、両国には十分な強さを持った体系的な政治強力
がある。
これは国連安全保障理事会での活動やテロリズム、新たな挑戦、脅
威、大量破壊兵器拡散などとの闘いと言った、世界的な研究問題で
の協力だ。
二つ目は露中間の二国間協力だ。そこには露中経済の相互関係があ
る。これは先ず首尾よく発展するエネルギー対話や、金融危機との闘
いにおける両国の相互関係だ」
ロシア科学アカデミー極東研究所副所長は、このように語っている。

ロシアと中国は世界金融危機の状況下で、両国の高レベルの政治的
信頼を基礎としながら、危機から国の経済が受ける打撃を緩和するた
めに、貿易経済協力に新たな(???)を与える意向だ。
ここで鍵となるのが工業製品に対する貿易促進、市場への相互受け入
れ相互的な貿易調整、共同で行うイノベーションプログラムの実現化、
原子力エネルギーや宇宙、環境保護、輸送といった分野での協力だ。

北京で行われたここ最近の協議は、税関に関するあまり喜ばしくない統
計学を背景にして行われた。
ロシア側のデータによるとロシアと中国の、今年5ヶ月間の貿易高の合計
が、昨年2008年の同期と比較して38.4%減少した。
それにも関わらず貿易高の中国は、ロシアの貿易相手国1位に上がった。

露中の専門家達は両国の貿易高は(???)に、完全な値に戻ると言う見解を
示している。
尚最近モスクワの大きな卸市場が閉鎖すると言う出来事があったが、これ
は両国の貿易経済関係が冷却期間に入ったと言うデータにはならない。
胡錦涛国家主席の報道官が最近表した声明に寄れば、中国は税関管理
のいわゆる隠されたシステムに対して、ロシア側と協力して闘う事を目的と
して、両国の貿易が正常に発展するために必要な条件を作るため、両国の
将来的な貿易自由化に関しても今後話し合う意向だ。
また報道官はロシアとの貿易関係発展のために、中国には両国の貿易の
多角化と中国企業による、ロシアでの販売網の形成、同様に中国企業によ
るロシア国内での生産と開発への投資という課題もあると述べている。
この課題が実現された際にはロシア市場で、中国の起業家達の前に立ち
はだかった問題が最小限に抑えられることだろう。

両国がこの方向で共に活動することが必要であると言うことは、ロシア・中
国共に認識している事実だ。

(???)は何と言っているの不明

8月17日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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