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中国で開催されるロシア、インド、中国の外相会合によせて

2010-11-17 | ラジオ
15日、中国の武漢市ではロシアとインド、そして中国の外相会合が開かれる。
この会合ではアジア太平洋地域における安全保障の、新たな構造様式の創設が主なテーマとなる見込みだ。

ロシアのラブロフ外相は両国の外相らと、自然災害対策分野における実質的な相互協力に付いても協議する予定だ。
アジア太平洋地域における安全保障は、地域での安全保障と協力の強化に関する露中の共同イニシアチブを考慮に入れて話しあわれる。
ロシアのメドヴェージェフ大統領が9月に中国を訪問した際には、アジア太平洋地域に含まれる全ての国家は、共同の安全保障の不可分性を確認する必要があるとの決定が承認された。
地域の不安定性と、一連のアジア諸国間の紛争の数を考慮してなされたこのアプローチは国際社会でも大きな関心を呼んだ。
ですら今回ロシアとインド、中国の外相達はアジア太平洋地域の安全保障分野における多面的なアプローチを形成しようと試みている。

ロシアの専門家は外相らが、これらを成し遂げたならば非常に大きな成果だと考えられるとの見解を示している。
尚、専門家はここでの主な(???)は、地域における中国の利益に対するインドの立場であると述べ、次のように語っている。
「3ヶ国会談が如何に効果を発揮するかは、最終的にはインドの(???)かアメリカが米中関係において、対外的な力を行使してくれるだろうとの希望を、どれだけ抑えることが出来るかに掛かっている。
もし進展が見られ、それが形式的なものでなく内容を伴ったものとなるならば、我々はロシア、インド、中国の3ヶ国の土台の上で協力し、アジア太平洋地域の紛争調停に貢献できるだろう」
専門家は、このように話している。

外相会合で、もう一つ重要なテーマとなっているのは人々の生活に関わる直接的
な協力に付いての問題だ。
ロシアには自然災害の事前対策や、被災後の救助活動での調整と言う責任を伴った問題が任せられることになった。
ロシアはこの問題に付いては豊富な経験がある。中国で大規模な地震が発生した際やインドで相次いで洪水が起こった際、人道支援物資や救助隊を派遣してきた。
現在、地球温暖化のために自然災害の危険性が増してきている。この夏、ロシアの全ての国民が、これを思い知るところとなった。

この3ヶ国会談の前日、インドの首都ニューデリーでは非常対策の専門家による会合が開かれる。
ここでは具体的な共同プロジェクトや、来年ロシアがこの会合の議長国となるときにスタートする、共同プロジェクトを具体化し如何に実現するかが話し合われる。

(???)は何と言っているのか不明

11月14日放送 ロシアの声・週刊ラジオ展望