1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

IMFの通貨構成比見直しによせて(1)

2010-11-21 | ラジオ
IMFはその国際準備基金である特別引き出し権の構成通貨を、これまで通りすると発表した。
構成通貨は米ドル、ユーロ、イギリスポンド、日本円の/?)とっている。しかし通貨構成比に付いては米ドルと円の比率が低下し、ユーロとポンドの比率が上がっている。

今回の見直しは来年1月1日から発効する。またドルの比率が引き下げられたとはいっても、それでも全体のおよそ42%を占め、4つの通貨の中で第1位となっている。ユーロは約37.5%、ポンドは11%強、円は10%未満となっている。
このような見直しは5年に一度行われており、貿易での利用や外貨準備での保有などに基づいて通貨の構成比が再評価されている。

ロスビジネスコンサルティング紙のヤコヴレフ情報分析部長は、ロシアの声のインタビューに対し、IMFのアプローチは非常に保守的であるとして次のように語った。
「国際金融機関は世界経済情勢や為替市場の情勢をかなり保守的に見ている。
そしてこれに関して外貨を準備する場合、米ドル、ユーロ、イギリスポンド、日本円が利用されている」
情報分析部長は、このように話している。

ドル大崩落―アメリカ発・世界恐慌は避けられるか

水谷 研治
PHP研究所


このアイテムの詳細を見る

(?)は混信で聴き取れず
IMFの通貨構成比見直しによせて(2)へ続く

11月16日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル