1010 Radio

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喫煙している女性から産まれた子どもは犯罪者になる傾向が高い

2010-11-18 | ラジオ
妊娠中に母が喫煙していた場合、その子どもは犯罪者になる傾向が高いということを、ハーバード大学で公衆の健康を研究する学者達が唱えている。

ゲームと犯罪と子どもたち ――
ハーバード大学医学部の大規模調査より


ハーバード大学医学部 ローレンス・カトナー博士,ハーバード大学医学部
シェリル・K・オルソン博士

インプレスジャパン

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それによると妊娠中、一日に20本以上のタバコを吸っていた女性から産まれた子ども達は、その31%以上が他の児童とは異なる行動を取る恐れがあることが判った。

この研究結果は1959年から66年にかけて出産した3700人の女性と、その女性から産まれた子どもを対象に産後30年を経て行われた、社会調査を下にして得られている。

妊娠入門―すぐに産みたい人から5年計画の人まで

放生 勲
幻冬舎


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11月17日放送 ロシアの声・ニュース

ヨーロッパのネオナチズムは何処から

2010-11-18 | ラジオ
11月9日はナチスと民族主義と反ユダヤ主義に反対する国際デーに当たっている。
これは1938年に発生したナチスドイツによるユダヤ人襲撃事件、いわゆる水晶の夜事件にちなんだものだ。
1938年11月9日から10日にかけドイツ各地で、反ユダヤ主義暴動が始まった。
ナチスドイツ政権の教唆(たぶんこの字で良いと思う)によってドイツとオーストリアの数十の都市で、ユダヤ人の住宅や商店(???)などが次々と襲撃、併せて91人が死亡、数百人が負傷、数千人が侮辱を受け多くの人々が逮捕され収容所に連行された。

水晶の夜はユダヤ人の商店や住宅の窓、ショーウインドーが割られた情景を象徴している。
水晶の夜事件の後、アウシュヴィッツのガス室では600万人が犠牲となった。国家のイデオロギーとなった民族差別が、どのような結果を生んだのかを思い起こした。
全てが何かが始まったのかと言うことを考えることが大切だ。
何故なら、かつてヨーロッパの大きな悲劇を生んだ小さなナチズムは、現在のヨーロッパにも存在しているからだ。

これに付いて政治学者は次のように語っている。
「右派の中心主義者達が反ユダヤ主義のテーマを提起したとき、ヨーロッパの国民たちは、このテーマは余りにも不快であると認識した。ヨーロッパでは戦争の経験があり、彼らはこのような種類の考えがどのような恐ろしい結果を齎すかを知っていたのだ。
続いてヨーロッパでは反ユダヤ主義がそれほど知られておらず、多くのユダヤ人たちはヨーロッパの人々と同化していた。彼らは社会の一般的な一員となり、他の人々と、それほど異なってはいなかったのだ」
政治学者は、このように話している。

一方で移民に反対するテーマは、一部的に存在するものではない。
ヨーロッパの国民達は、自分達が暮らす街の通りで毎日違う文化を持つ多くの人々の姿を見ている。
この人々は時にヨーロッパでは無く、独自の(?)を誇示しようと努めている人々だ。高まりを見せる精神的圧力は、複数のヨーロッパの国民の意識の中に不安や恐怖を引き起こし、根本的な対策に訴え保護を受けようとする望みを持っている。

このような基盤の上でネオナチズムが発達している。
その多くは隠された潜在的なものだが、稀に公になることもある。
政治学者はヨーロッパでのネオナチズムは作り話でなく、実際に存在すると述べ次のように話している。
「ネオナチズムは存在している。これは恐れや偏見、移民を前にした恐怖また規律を齎す力を持っている側から、支持を得たいとする望みに基づいている。ネオナチズムは民主主義の伝統が浅く、これが根付いたと考えられる国々で現れているのが特徴だ」
政治学者はこのような見解を示している。

尚、社会では反ファシズム運動が誕生しているとの、肯定的な考えも見られている。

(?)は聴き取れず
相変わらず声が出ていないね

私はガス室の「特殊任務」をしていた

シュロモ ヴェネツィア
河出書房新社


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11月9日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル