1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

新たな軍事紛争が起こる危険性が高い南北朝鮮

2010-11-27 | ラジオ
南北朝鮮間で新たな軍事紛争が起きる可能性は依然として高くある。
韓国が自国の水域でアメリカ海軍の空母と合同で行う、合同軍事演習をめぐって、南北朝鮮は対立の溝を深まらせている。
アメリカの空母が米韓合同軍事演習に参加することが決まったのは、南北朝鮮間で砲撃戦が展開されて2日目のことだ。
参加するジョージ・ワシントン号は、航空機75機と6000人の人員を搭載できる大規模な原子力空母だが、これが演習に加わるという決定が降りたのは21日のことだ。

韓国政府の出した声明では、演習は米韓軍事同盟の力をアピールするものと伝えられ、これが北朝鮮の怒りをかった。
北朝鮮は韓国が砲撃を停止せず、軍事的な煽動を続行する場合、新たな攻撃を仕掛けると威嚇している。

これに対してロシア科学アカデミー東洋学研究所のモシャコフ氏は次のように述べている。
「この事件の直接的な引き金となったのは韓国軍の軍事演習だ。7万人の兵士が今にも戦いに行くという姿勢で動員されれば、北朝鮮も硬直せざるを得ない。
この場面では北側の心理状態も考慮しなければならないのだ。敵国は常に軍事演習を行っており、ここに砲撃戦も加わる。
至る所に軍艦が配備されており、政治指導部は気の休まる(女性アナウンサーの舌がもつれまくれ)暇がないという訳だ。その結果、軍事的に袋小路のような状態が出来上がってしまい、これが北朝鮮の近隣諸国にとっては憂慮の種となっている」
モシャコフ氏、このように述べている。

中国の楊外相は26日に予定していた韓国訪問を、時期が不適当ということを理由に延期した。ロシア安全保障会議のナザロフ副書記はインドとの懇談の結果、北朝鮮の非武装地帯付近で軍事演習を行うことは、軍事力行使を挑発するものであるという声明を表した。
これに関連するが事件の前日、北朝鮮は韓国に対し、実施中の演習が軍事侵攻を準備するものではないかと問い(何と言っているのかさっぱり不明)。
これとともに韓国は演習の最中に砲撃訓練が行われ、その攻撃が放たれた方向から、その後、北が撃ってきたことを認めている。

ただし韓国は、砲撃演習は直接的に北朝鮮に向けてのものではなく、別の方角だったとしているものの、水域に関しては北朝鮮は自国の水域に韓国からの砲弾が落ちたとしている。

東洋学研究所の専門家は、こうしたことは未解決の国境線画定問題があり、それが紛争の根源であるとして次のように語っている。
「事件のそもそもの原因は朝鮮半島問題が解決されてないことにある。戦争でも平和でもないという状態が1953年の朝鮮戦争の休戦協定締結以来、今日まで続いているからだ。ここ数十年平和条約もしくは、法的に戦争終結を明確にする文書の締結には至ってはいない」
専門家は、このように発言している。

この袋小路状態が南北朝鮮の新たな紛争を挑発しないためには、早急に交渉を行わねばならない。
フォーマットとしてはロシア、中国、アメリカ、日本および南北朝鮮の6ヵ国協議の場がすでに策定されている。早急な課題は状況がコントロールを逸しないよう、可能ならば沈静化させることだ。

25日モスクワでラヴロフ外相が声明にあらしたよう(「あらした」って何だ)に、そのためには国連安保理の行った、朝鮮半島の紛争評価が有効となる。ラヴロフ外相はこの問題について、今、討議を行う必要性に付いて言及している。

ベテラン女性アナウンサーは、いつになったら丁寧に喋ることが出来るのだろうか。

北朝鮮とアメリカ 確執の半世紀

ブルース カミングス
明石書店


このアイテムの詳細を見る

11月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする