Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『石油がわかれば世界が読める』

2008-05-01 23:40:34 | 読書。
読書。
「石油がわかれば世界が読める」 瀬川幸一編
を読んだ。

僕らが子どもの頃には、石油はもうあと30年くらいで枯渇すると言われてきて、
じゃぁ、あと10年位でなくなってしまうのかと思っていたけれど、
どうやらあと40~50年くらい持つらしい。さらに技術革新や新油田の発見などで
もっと伸びる可能性もあるということだ。さらに、オイルサンドとかいう
ちょっと精製するのが面倒な資源も使うことにするようになると
石油の寿命はあと200年にもなるそうだ。
この本は4月に出たばかりの新刊で、石油が1バレル110㌦を超えたことにも
触れられている、タイムリーな本です。環境問題にも触れているけれど、
なにせ、この本を作ったのは社団法人石油学会という、石油をメシのタネに
している人たちによるものだけあって、石油を考えの大中心に置いている。
それが冷静な視点によるものなのかどうかっていうのがちょっと判断が
つきにくくもあるけれど、読んでみるぶんには「へぇそうなのか」と
感心させられるものばかりだった。
まぁね、最近、本を読んでもなかなか内容が頭に入らないのですけれど、
またこの手の本を読んでみたいなとは思いました。
環境問題とかエネルギー問題は多角的に知識を取り入れないとわかりませんね。
鵜呑みにしたくないしね。
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