平愛梨

読んでなかった「北海道ウォーカー」をパラパラとめくっていたら、
映画『20世紀少年』の特集記事があった。
そこに主要キャストの顔写真と短評が載っているんだけど、肝心のヒロイン、
遠藤カンナの姿は無い。去年、カンナ役のオーディションをやっていたから、
どんな子がカンナ役をやるのか楽しみにしていたんですよ。
浦沢直樹さんの書く、素直なタイプの（外見的にね）美少女のイメージを
そこなわない、透明感のある女の子は果たしてみつかるのか、と心配でもあった。
それで、「北海道ウォーカー」の主要キャスト欄を読み終えて、
見開きの次のページを見てみると、そこに記述はないのだけれど、
遠藤カンナ風の格好と髪形をしたキリッとした女の子の写真があった。
どっかで見た顔だなとしばし考えてみる。そうだ、7,8年前にテレビとか雑誌とかで
見た平愛梨に似ているんだと思いついた。
で、ネット検索。ウィキペディアにいきつく。すると、遠藤カンナ役に決定とある。
うひゃー、懐かしい子がまた大役を射止めたなぁと感慨深い気持ちになる。
懐かしい子とはいえ、デビューしたころが15歳とかそのくらいだからまだ
バリバリに若いわけで。そのころも可愛くて好きな子だったから、
今回の抜擢は嬉しいのです。ストレートな美しさを持った子なんですよねぇ。
変化球じゃなくて直球。
その直球さが、直球過ぎてブレイクしなかったのかもしれませんが、
今回のこの映画によってブレイクしてほしいです。
なんか、昔の青臭さが抜けて、綺麗になってますよ。
こりゃ、『２０世紀少年』を観る楽しみが一つ増えました。
でも、第一章での出番はほとんどなのだろうけれども。

野球、日本4位

オリンピックの野球。
日本は3位決定戦でアメリカに敗れて4位となり、
メダルを獲得することはできなかった。

いやね、草取りしていて試合は見れなかったんですよ。
興味が無かったわけではありません。
草取りが終わって、風呂にはいって日刊スポーツのサイトを覗いてみると、
8回、日本のマウンドにダルビッシュが上がったってでてたんです。
スコアは4-8。ダルビッシュは先発じゃなかったんですね。
監督のプランとしては、早い段階にリードして、終盤はダルビッシュで
一点もとらせないぞ、ということだったと思うんです。
藤川と岩瀬が好調ならば、ダルビッシュは先発したかもしれない。
しかし、試合は中盤にひっくり返されてしまって、予定通りには
いかなかったんでしょう。残念。
星野監督も宮本選手も、「申し訳ない」というコメントを残しています。
野球の日本代表は日本選手団のなかでも、もっとも興味をもたれていたと思うんです。
期待もされていた。おいらなんかは、楽しみにしていたクチなんですがね。
それでメダルを獲れなかった。
星野監督は金メダルを獲るとまで言っていましたから、それで「申し訳ない」
という発言をした。
個人的にいえば、すごく残念だったけど、「申し訳ない」と深く頭を下げられても、
そこまでしなくていいですよ、と言いたい。
選手もコーチ陣も全力を尽くしたんでしょうからね。
過剰な期待は、期待をする側に責任があると思うのです。
そりゃ、世界レベルで、メダルに手が届く位置にいる日本代表でしたから、
それでメダルを獲れなかったことは残念です。
勝負は時の運というようなこともあるでしょう。たまたま、コンディションの
上がり具合と日程がかみ合わなかったというのもあるでしょう…、
あぁ、でもこうやって書いているとすごく残念でくやしい気持ちになるな。
とにかくしょうがなかった。日本の野球のレベルが低くなったというのも
あるかもしれない。イチローや松坂、松井秀がメジャーに行ってしまったからね。
本当ならば、WBCの時のように、メジャーの選手も試合に出れて、
ガチンコ勝負をしてほしかったというのもある。それは叶わないことだけれど。

今回でオリンピックの野球競技が終わってしまうので、このリベンジは果たせない。
だけれど、次回のWBCで爆発してほしいです。また楽しませてほしいです。
今回の結果で、監督責任だとか選手の責任だとか、そういうところに焦点を
しぼってほしくないですね。全体としての問題です。球界としての。
なにはともあれ、お疲れ様でした。これも機に、球界全体としてレベルアップに
励んで欲しいですね。
こんなことは言いたくないけれど、今回の選手たち、一年前のコンディションだったら
また違う結果になったんだろうなぁ…。なかなか難しいもんだ。