Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『20世紀少年 第二章 最後の希望』

2009-02-23 19:48:26 | 映画
『20世紀少年 第二章 最後の希望』を観てきた。
『第一章』ならびに、金曜ロードショーで放送された『もうひとつの第一章』は
原作に忠実で、まぁ普通に、「よくまとめてあったね」くらいの印象だった。
コミックス版だと、個人的に、この第一章にあたる部分が特に面白いと感じている
ので、まぁ、こんな程度かなみたいに思っていたのでした。
それで、第二章になると、コミックスの第二部にあたるわけで、
けっこうもりだくさんだし、淡白な語りかたで、シンプルにして作ると
たいした面白くないじゃないかと構えていた。
それが、かなり面白く出来ていた。
そりゃ、首吊り坂とかラビットナボコフとかいろいろ削除されている。
だけど、大事な部分をまとめて、エキサイティングに展開し、
話の流れ方も気持ち良く、かつコンパクト。
いやぁ、すごいね。良い仕事をしてくれました、堤監督。
もっとヒットして良いと思います。第一章でガクッとした人は、
今作でビンビンになるでしょう。
また、キャストがいいですね。小泉響子役の木南晴夏ちゃんという子が良かった。
漫画のキャラクター感をそこなわず、実写の可愛さを持っている。
なかなかの演技力だと思います。ルックスはちょっと浜田翔子ちゃんに似ています。

これで、第三章が楽しみになります。ともだちの正体は明かされていません。
はたしてどんな展開になるのか?
8/29公開だそうです。待ちきれませんね。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第81回米アカデミー賞

2009-02-23 19:31:09 | 映画
第81回米アカデミー賞の各賞が発表された。
外国語映画賞では、日本の『おくりびと』が受賞。
めでたいじゃないか。
昨今の邦画ブームが砂上の楼閣にはならないことを示したかも。
この作品、遅ればせながら観てきて良かったです。

主演男優賞はショーン・ペン。
ショーン・ペンといえば、
『I am sam』の知的障害をもった主人公のSam役を思い出す。
彼はスターバックスで働いていて、注文を受けると「Good chioce!」
と言うのだった。そんな映画を楽しんで、幸せな気分で、
一緒に観にいったバイト仲間のSさんと初めてスターバックスにいったんですよねぇ。
懐かしいです。

主演女優賞はケイト・ウィンスレット。
この人はけっこう好みの人。言わずと知れた『タイタニック』もそうだけど、
『いつか晴れた日に』とか『日陰の二人』とか『乙女の祈り』と『アイリス』とか、
何年か前の映画は観ています。映画に出るたびに脱いでいるといっていいくらい、
どうだ!とばかりに豊満なバディをスクリーンにさらけだしています。

アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの受賞はなりませんでしたが、
両者が主演している『チェンジリング』と『ベンジャミン・バトン』は
気になっています。観にいくかもしれません。

そんなかんじのアカデミー賞感でした。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする