読書。
「哀しい予感」 吉本ばなな
を読んだ。
デビューしていきなり売れた吉本ばななさんの、その初期の作品。
1988年発表だそうな。
当時、テレ朝系でやっていた、「はなきんデータランド」という
ランキング番組で、書籍部門だったかなんかで
何週間にもわたってその著作が上位5位くらいランクインしていたのを思い出す。
彼女の作品は2000年以降くらいのを3,4作品読んでますが、
そのブレイクが始まった時期の本は読んでいませんでした。
それで、チャレンジ。
特別な、とか、本当に、とか、不思議な、とか、
そういう言葉の強調の仕方がどうも気持ちよく読めなかった。
なんか、注目されない子が発言の機会を得たときの表現みたいな感じがしたのです。
その後、150p目くらいからの数ページが抜群に沁みてきて、
やるなぁ、吉本ばななと思わせられました。当時24歳だってさ。すごいね。
繊細な部分もそれほどじゃない部分も、表現するにあたって、存分に
エネルギーを投資して言葉を得ているっていう印象。
ちゃんとその心理や光景と言葉ができるだけ等価になるように
がんばって書いているなと思ったんですが、どうなんでしょうね、そのへんは。
また、彼女の初期の作品を、そのうち読んでみたいです。
「哀しい予感」 吉本ばなな
を読んだ。
デビューしていきなり売れた吉本ばななさんの、その初期の作品。
1988年発表だそうな。
当時、テレ朝系でやっていた、「はなきんデータランド」という
ランキング番組で、書籍部門だったかなんかで
何週間にもわたってその著作が上位5位くらいランクインしていたのを思い出す。
彼女の作品は2000年以降くらいのを3,4作品読んでますが、
そのブレイクが始まった時期の本は読んでいませんでした。
それで、チャレンジ。
特別な、とか、本当に、とか、不思議な、とか、
そういう言葉の強調の仕方がどうも気持ちよく読めなかった。
なんか、注目されない子が発言の機会を得たときの表現みたいな感じがしたのです。
その後、150p目くらいからの数ページが抜群に沁みてきて、
やるなぁ、吉本ばななと思わせられました。当時24歳だってさ。すごいね。
繊細な部分もそれほどじゃない部分も、表現するにあたって、存分に
エネルギーを投資して言葉を得ているっていう印象。
ちゃんとその心理や光景と言葉ができるだけ等価になるように
がんばって書いているなと思ったんですが、どうなんでしょうね、そのへんは。
また、彼女の初期の作品を、そのうち読んでみたいです。