Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

再会

2011-08-04 21:24:43 | days
予備校時代から友だちで、大学時代によく一緒の講義を取り、
帰りには僕の部屋によってダベったり、他の友だちとともに
朝まで酒を飲みながらトランプしたりした旧友とでもいうのかな、
彼と札幌で10年ぶりくらいに会いました。

彼は関東の大手デパート勤務で、
僕もいまは似たような仕事をしているので、
お互いの仕事の話が通じやすかったです。
共感やアドバイスや経験話などなど。
真面目なせいか、オンナの話は一切ありませんでした。

再会したときから少しの時間、すごく懐かしく、
まじまじと顔を見たり、相手の声に耳を澄ませたものですが、
しばらくたつと、もうずっと毎日のように会っている、
珍しくもない人物と一緒にいるような、
昔に戻ったような安心感というか、
馴染みの雰囲気を感じだしたので、不思議なものでした。

ぱぁぱぁと繰り出される早口の言葉で編まれているのは、
ポジティブで精力的な、仕事への姿勢の事が多かった。
平平凡凡としていたような大学時代よりも迷いがなく、
若々しいソウルと、大人のスピリットが印象に残りました。

昔はやめていたタバコを再び吸うようになっていたのはご愛嬌でしたね。
もう一人、家電量販店勤務のひょろっとした大男が札幌にいたはずなのですが、
連絡をとる手段がなく(昔はケータイではなくピッチを使っていて、
そこから疎遠になっていったため)そのお店を訪ねて彼を探してみたものの
見つけることはできませんでした。異動になっている可能性が高い。
それでも、彼とはmixiで繋がっているので、筆不精の彼と再び連絡が
とれるかどうかわかりませんが、とりあえずメッセを送ってみました。

話は戻ります。
札駅地下のカフェと、以前はベスト電器だった高架下の建物内の居酒屋いろはにほへとで
たっぷり話をしました。
すすきのはお祭りだったらしく、歩く人もタクシーもめったやたらと多かったです。
でも、そんな人々の熱気と、再会を果たした旧友と僕の心の温度はリンクしていたように
思います。種類は違うかもしれないけれど、温度差はありませんでした。
彼に札駅から歩いてすすきのの駐車場まで送ってもらい、最後は握手して別れました。

こうして細くなっていた繋がりが強く太くなりました。
久しぶりに一度会うと、昔よくつるんでいた分、ぐっと距離が縮まります。
またそのうち会うことになるでしょう。
そのときはもう一人増えていると楽しくなるなぁ。
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