読書。
『フリーメイソン』 荒俣宏
を読んだ。
アウトラインみたいなところだけかもしれませんが、
秘密結社フリーメイソンのその秘密がここまで明らかになっているんですね。
作家、ダン・ブラウンの大ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』や
『ロスト・シンボル』で取り上げられているのがフリーメイソンだそうで。
僕は『ダ・ヴィンチ・コード』は劇場で観たのですが、
そのへん、ピンとこなかったですからね。
ただ、キリストの子孫がどうのこうのというところにだけ注目していました。
そんな僕にも面白く読めたのが、この荒俣宏さんが著した本書です。
アメリカの1ドル札がフリーメイソン的なシンボルでデザインされているだとか、
白人社会の見えないけれど重要な部分を担ってきたのが、
フリーメイソンという組織だったと、断言しても良いかもしれない。
そして、それはきっと今も続いている。
フリーメイソンはたしかにオカルト的な影響も、その成立が中世だったこともあり、
受けているようではありますが、基本として、宗教などに縛られない、
自由な思想や議論のための集会にあてがわれた組織らしいんですよね。
ただまぁ、卑怯なのが、そういう、見えない秘密の組織でありながら、
現実にいろいろと干渉していることでしょう。
闇討ち的コミットメントで世の中を動かそうとしていそうな感じ。
そんなわけで、本書はその歴史を主に解き明かすものとして書かれていました。
フリーメイソンが「優良な、友愛会ですよ」というのが真っ赤なウソの仮面であったときには、
嫌悪し、中指を立てて戦うべき相手になるのでしょうが、
どうも、その規模とネットワークと深度というものが手に負えなさそうでもありますので、
お手上げになるしかないような気がしますね。
それでもやはり、過度なフリーメイソン流の自然科学探求の度を越して、
一般市民にまでちょっかいをかけているような事態にでもなるならば、
そこはだれかが考えねばならないでしょう。
国家の中枢とかにもいそうですしね、フリーメイソン。
…とうがった目でみればこういう意見になりますが、
要は、いろいろな仕事をしている人たちのカテゴリーを越えた集まりなわけで。
フリーメイソンに限らずありますが、他業種の人たちの集まりの中での意見交換、
価値観を磨いていくというような、そういう場なんでしょうね。
まぁ、入っていなければわからない、ブラックボックス。
そして、入ってしまえば口外できない秘密を背負う。
あまり関係は持ちたくないですね。
『フリーメイソン』 荒俣宏
を読んだ。
アウトラインみたいなところだけかもしれませんが、
秘密結社フリーメイソンのその秘密がここまで明らかになっているんですね。
作家、ダン・ブラウンの大ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』や
『ロスト・シンボル』で取り上げられているのがフリーメイソンだそうで。
僕は『ダ・ヴィンチ・コード』は劇場で観たのですが、
そのへん、ピンとこなかったですからね。
ただ、キリストの子孫がどうのこうのというところにだけ注目していました。
そんな僕にも面白く読めたのが、この荒俣宏さんが著した本書です。
アメリカの1ドル札がフリーメイソン的なシンボルでデザインされているだとか、
白人社会の見えないけれど重要な部分を担ってきたのが、
フリーメイソンという組織だったと、断言しても良いかもしれない。
そして、それはきっと今も続いている。
フリーメイソンはたしかにオカルト的な影響も、その成立が中世だったこともあり、
受けているようではありますが、基本として、宗教などに縛られない、
自由な思想や議論のための集会にあてがわれた組織らしいんですよね。
ただまぁ、卑怯なのが、そういう、見えない秘密の組織でありながら、
現実にいろいろと干渉していることでしょう。
闇討ち的コミットメントで世の中を動かそうとしていそうな感じ。
そんなわけで、本書はその歴史を主に解き明かすものとして書かれていました。
フリーメイソンが「優良な、友愛会ですよ」というのが真っ赤なウソの仮面であったときには、
嫌悪し、中指を立てて戦うべき相手になるのでしょうが、
どうも、その規模とネットワークと深度というものが手に負えなさそうでもありますので、
お手上げになるしかないような気がしますね。
それでもやはり、過度なフリーメイソン流の自然科学探求の度を越して、
一般市民にまでちょっかいをかけているような事態にでもなるならば、
そこはだれかが考えねばならないでしょう。
国家の中枢とかにもいそうですしね、フリーメイソン。
…とうがった目でみればこういう意見になりますが、
要は、いろいろな仕事をしている人たちのカテゴリーを越えた集まりなわけで。
フリーメイソンに限らずありますが、他業種の人たちの集まりの中での意見交換、
価値観を磨いていくというような、そういう場なんでしょうね。
まぁ、入っていなければわからない、ブラックボックス。
そして、入ってしまえば口外できない秘密を背負う。
あまり関係は持ちたくないですね。