読書。
『芸術ウソつかない』 横尾忠則
を読んだ。
画家・横尾忠則さんの対談集です。
横尾さんについては、ほとんど知らないんですよ。
どんな絵を描かれる人かというのも知らない。
ただ名前を知っていたのと、以前ケータイの待ち受けにした画像が、
2年前くらいに横尾さんのだとしって、
そうだったのかと驚いたことくらいですね。
この対談集のゲストたちは、細野晴臣さん、吉本ばななさん、
河合隼雄さん、篠山紀信さん、瀬戸内寂聴さん、ビートたけしさん
中沢新一さん、鶴見俊輔さんなどなど15人。
横尾さんがツイッターでしゃべっておられたこともある、
YMOの件の新事実には驚き、
細野さんとのインド旅行話には笑えてしまいました。
そういう笑える話も序盤は結構続きますが、
大体の人のところでなるほどなぁと考えさせられたり、
刺激を受けたりしました。
のめりこむように読むと、各対談ごとに軽く疲れて、
少し休んでから次の対談へというようになりました。
だからといって、重厚感のある対談は最後の、
横尾さんのインタビューくらいなんですけどね。
随所に、三島由紀夫さんの自決のことが書かれています。
横尾さんとも親交があったそうなんですが、
その死をうまく意味づけできない、難しい問題としてあるので、
今も(対談は2000年くらいのものですが)考え続けることに
なっているのかなと思いました。
最初は、知らないものだから、横尾さんを斜めに見ていましたが、
この本を読み、彼のサイトで作品を少し眺めて、
真正面から見られる人だなと認識を新たにしました。
今思えば、もう少し早く彼を知りたかったです。
『芸術ウソつかない』 横尾忠則
を読んだ。
画家・横尾忠則さんの対談集です。
横尾さんについては、ほとんど知らないんですよ。
どんな絵を描かれる人かというのも知らない。
ただ名前を知っていたのと、以前ケータイの待ち受けにした画像が、
2年前くらいに横尾さんのだとしって、
そうだったのかと驚いたことくらいですね。
この対談集のゲストたちは、細野晴臣さん、吉本ばななさん、
河合隼雄さん、篠山紀信さん、瀬戸内寂聴さん、ビートたけしさん
中沢新一さん、鶴見俊輔さんなどなど15人。
横尾さんがツイッターでしゃべっておられたこともある、
YMOの件の新事実には驚き、
細野さんとのインド旅行話には笑えてしまいました。
そういう笑える話も序盤は結構続きますが、
大体の人のところでなるほどなぁと考えさせられたり、
刺激を受けたりしました。
のめりこむように読むと、各対談ごとに軽く疲れて、
少し休んでから次の対談へというようになりました。
だからといって、重厚感のある対談は最後の、
横尾さんのインタビューくらいなんですけどね。
随所に、三島由紀夫さんの自決のことが書かれています。
横尾さんとも親交があったそうなんですが、
その死をうまく意味づけできない、難しい問題としてあるので、
今も(対談は2000年くらいのものですが)考え続けることに
なっているのかなと思いました。
最初は、知らないものだから、横尾さんを斜めに見ていましたが、
この本を読み、彼のサイトで作品を少し眺めて、
真正面から見られる人だなと認識を新たにしました。
今思えば、もう少し早く彼を知りたかったです。