Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

GOLD

2010-07-08 08:38:34 | days
今日からスタートです。
フジテレビ系木曜22:00のドラマ『GOLD』。

脚本は野島伸司さんなので、
ひとくせありそうな気がしないでもないです。

っと、注目しているのはそこではないですね、
出演者のなかに、長澤まさみちゃんがいるので、
見ようっていう気が起きているんです。
主演の天海祐希さんが、自分の子供たちをオリンピックで
金メダル選手にするためにいろいろやるようなのですが、
その天海さんの秘書役がわれらがまさみちゃんのようです。

ショートカット後の初ドラマでっしゃろ。
僕がまさみちゃんを注目しだしたころには
髪がロングでしたから、まぁ、初の短い髪のまさみちゃんですかね。
といいつつ、短い髪のときの再放送のドラマなぞ見ていたりするのですが。

ぶっちゃけ、髪が長かろうが短かろうが、
どっちもかわいいので、大した問題ではありません。
ただね、彼女のオシャレを楽しませてもらう感覚に
似ているのかもしれないですね。

そういえば、東宝シンデレラオーディションの告知がされました。
その広告塔に先輩シンデレラのまさみちゃんが起用されています。
すっごいきれいでひっくり返っちゃうんで、よろしければ見てください。
ここです!動画を忘れないで見てみてくださいね~。
そして、うら若き乙女のあなたは是非応募してみたらいかがでしょう。
…とかって、芸能の仕事につくとどんな厳しい人生になるのか
わかったもんじゃないので、手放しでオススメはできないですが…。

話は戻って、今夜です。
ゲームをして夢中になっていた~とか、
読書にすっかりはまりこんでいた~とか、
出かけてしまった~とか、
そういう理由で飛ばしてしまうかもしれないです。
そういった危険性を回避するべく、しっかり録画セットもして
臨む予定です。
コメディタッチのドラマらしいので、それが良かったかなぁと。

そんなわけで、みなさん、忘れないでね。
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『オーデュボンの祈り』

2010-07-07 10:02:16 | 読書。
読書。
『オーデュボンの祈り』 伊坂幸太郎
を読んだ。

伊坂さんの本を読むのは、3月に読んだ『ラッシュライフ』以来二作品目です。
こっちのほうがデビュー作で、『ラッシュライフ』が二作目なので前後します。

『ラッシュ』を読んだ時に、しゃべるカカシの話などがちらっと出てきて、
「なんだこのトピックは。小説に奇妙さを付け加えるためかな」と、
さしも重要視しませんでしたが、まぁ、『ラッシュ』のあとがきにも
触れられていたように、それはこの『オーデュボン』のエッセンスだったんです。

となると、本作の舞台は、ひどく奇妙で、クレイジーで、キテレツな小説なのかなと斜に構えて
イメージしてしまいそうじゃないでしょうか。
たしかに奇妙な世界です。でも、一旦読み始めると、
その世界に心安くダイブして読み進めるようになってしまいます。
このへん、伊坂さんの想像力と説得力が抜きんでているためなのかもしれません。

登場人物には、イヤなヤツもいながらも、ギスギスした感じがあまりしません。
『ラッシュ』のときもそうだったのですが、人物の描き方に温かみがあったり、
嫌悪にまかせて言葉足らずに終わらせるということをしないからなのでしょう。
また、善悪に対する観方がでてくるのですけれど、白黒はっきりしたヤツなんかいない、
みんな灰色だ、みたいなことが言われるんですね。
これが、伊坂さんの人間観のちょっとした根っこの部分の言葉だと読めます。
だからどんな人物でも、意図的でないならば、作者はちゃんと文字数を割いて
その人物の描写をしっかりやるのでしょうね。
人間はそんな、簡単なものじゃないんだよ、っていう捉えかたがあるのだと思います。
さりとて、そういう部分で鹿爪らしく文章を綴るのでもなく、読みやすい重みと温度で、
テンポと魅力を損なわずに物語は進んでいくのです。

どこかで読んだ評だけれども、
伊坂さんの小説は、純文学の香りがする大衆文学な感じです。
ふんわりとさせて、格言的要素を薄めて、イリュージョンを盛り込んだ
ドストエフスキーといってもいいかもしれない。変な言い方かな。

それにしても、伊坂さんの本はまだ2作品しか読んでいませんが、
とても面白いですね。ちょっとした隙間に、未熟さのようなものを
感じることが、ないともいえないところも、一か所くらいはあります。
だけれど、総じて優れた作品だし、そういう稚拙に読めるところも、
塞翁が馬的に、光の当て方によって輝いたり、時間の経過によって
解釈が変わったりします。
そういうところが、伊坂さんの小説が「騙し絵」と評されることの
一要素なのかなぁなんて思ったりします。

伊坂さんの小説はとても楽しめることがわかったので、
またそのうち初期の頃のを読んでみるつもりです。
作品同士がリンクしたりするようなので、古いものから
読んだ方がいいみたいなんですよ。

『オーデュボンの祈り』というタイトルに関係する部分の
具体的な記述があるんですが、まぁそこはネタバレになるので、
書かないでおきます。
ただ、WEBで調べてみると事実の事柄の引用だったようで、
僕は知らなかったことなので、けっこう驚きました。
そういう知識も得ることができながら、かなり楽しめる本作。
普段、科学エッセイだとか、評論文、論考文などを中心に
読書する人が、箸休めのように読んでみるとすごく良い読書体験に
なるかもしれません。
そんな1冊でした。
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第二期ダイエット経過報告06

2010-07-06 19:26:29 | ダイエット
毎月はじめの恒例企画、
体重発表の日がやってまいりました。

前回(6/7)は78.0kgでしたが、
今回はいかに…。

体重:78.0kg

「キープっす」

そんな、キープしている場合じゃないだろ、と。

「セーフティ~!」

いやいや、お医者様に痩せろと言われてまだまだ安全圏じゃないですって。

「コングラチュレーション!」

何に対しておめでとうだよ。

と、ボケとツッコミのキレも、
ふとっちょの動作よろしく鈍いわけでして。

いや、でも、ですね、体重が減っていないでいうのもなんですが、
順調なんですよ。
雨の日が少なかったというのが大きいですが、
ちゃんとウォーキングをできていますし、
間食というか、夜食も減少傾向にあります。
また、ね、もうワールドカップも終わるじゃないですか、
そうするともっと夜食が減ることになるのです。

次回の報告の際には少なくとも500gは減っている自信はありますよ。

これまでのダイエットの感じからして、
自分にとっての減量の壁は77.0kgのようなので、
まずはそこまで落として、そこからは無理して500gでも1kgでも落として、
とりあえず壁を超えて、また普通のダイエットに戻る戦略を立てています。

夏はイケイケ。

Ride On Tideです。
ダイエットの波に乗れるといいな!
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サラバ、オグリキャップ

2010-07-03 22:35:54 | スポーツ
先日、女子バレーボール界のスター、大山加奈選手と狩野舞子選手の引退という
残念なニュースが飛び込んで来ましたが、
今日はあの平成の怪物ホース・オグリキャップ死去の報が入ってきました。

オグリキャップの活躍した当時は小学5,6年生~中1くらいだったのかな。
引退した時だったかには、TBS系の「ギミアぶれいく」というテレビ番組で
特集が組まれたのをみたような気がします。当時、僕のような子どもまで
オグリキャップのことは知っていましたし、ディープインパクトよりも
人気があって、競馬ブームを巻き起こした馬だったんじゃなかったかなぁ。
灰色のあし毛っていう毛の馬が活躍したのもその当時の流れとしてあったんですよね。
オグリと勝負もしたと思うけれど、タマモクロスという馬もいたし、
オグリの後だったら、武豊と組んだメジロマックイーンという馬もいた。
でも、彼(オグリキャップ)ほど記憶にも記録にも残る馬はいなかったです。

地方競馬・笠松の出身で、今は中央競馬で騎手をやっている安藤勝巳騎手を主戦として
連勝を重ねて、中央へ転厩してきたのでした。そこから、地方出身の安い血統の馬とは思えない
根性とパワーとスピードを見せて、G1レースまでモノにする。
適性距離も幅広く、1600~2500mのG1で勝ち星をあげてします。
ジャパンカップでは、当時の世界レコードである2:22:2というタイムで勝った
オーストラリアのホーリックスとハナ差に2着という接戦を演じます。
そして成績が振るわなくなった最後の有馬記念では、並みいる強豪を押さえこんで優勝。
あれはオグリキャップという馬の、群れのボスにになってしまう「格」が
他の馬を従えてゴールした要因だっていう解説者だか関係者だかがいたくらいでした。

稀代の名馬オグリキャップ。
残念ながら目立った産駒を残すことはできませんでしたが、
数限りない人々に元気と勇気を与えてくれました。
バブル経済の真っただ中の時代でしたが、
彼の実績は全くバブリーじゃない。
並はずれてはいるものの、血と汗を感じさせる、一つ一つのレースでした。
連闘でG1に出てきて好成績を残すくらいパワフルでバイタリティ溢れる面がウケたんだと思う。

引退直後には原因不明の病気で死にそうにもなったようです。
そのへん、本が出ていて読んだりもしましたね。
そんな大病のせいで、遺伝能力が落ちてしまったことも
考えられるのかなぁ。

何枚か、オグリの写真を持っています。
牧場で悠々と草を食む姿。
94,5年ころに、新冠の優駿スタリオンステーションへ連れて行ってもらって
同じ空気を吸ってきました。ぬいぐるみも持っていたんだけど、
どこへいったんだろうなぁ。

オグリキャップ、君の常識破りの根性と、卓越した肉体の強さを忘れない。
競走馬人生を目の当たりにして、受けた影響は計り知れない。

さらば、オグリキャップ!
100年に一度のスターホースよ!

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