TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

試験問題作り

2010年02月20日 15時07分57秒 | TeX関連
 第4回定期考査の問題作りをしているところ。最後の試験問題作りになるだろう。今回はフォントを変えて作ることにした。2月15日に数学コンテストを行ったが、そのとき同じフォント。Century Oldstyle のフォントだ。
このフォントの見本 

TeXの数式フォントは教科書や問題集のフォントと違う形をしている。Computer Modern というやつ。
このフォントの見本

 これが気になってフォントを変えられないかとブログに記事を書いたら、コメントがきて、ceo.styを紹介された。ところがインストールしてもうまくは動かない。原因は私のTEXソフトのバージョンが古かったのだった。思い切って新しいバージョンをインストールし、古い環境は捨てた・・・。
 そしてceo.styによる文書作成ができることになった。しかし、画像が組み込めないので2年ほど思案に暮れていたところ、昨年の暮れだったか、偶然にも画像を組み込むことができた。これを使って2月の数学コンテストに向けた試験範囲のプリントを作ることができた。2月15日のための、ceo.styの数学コンテスト問題も今年完成し、実施されたのだ。

 さて今回、教員生活最後の試験問題作りにとりかかる。フォントにも満足している。少し工夫して、(1)(2)などの半角括弧はこれで半角3文字「(」と「1」と「)」、つまり1.5角。こいつを全角で出力することに成功。問題集や教科書と同じになった。半角の括弧を1/4角にしたのだ。あとはそれぞれの文字の位置の微調整をする。これについてはTeX関連の記事でまたアップする予定。
 教員生活の最後にTeXでいろいろなことができるようになったのだが、もっと早くできるようになりたかったな。

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ceo文書に画像が使えた

2009年11月30日 18時40分10秒 | TeX関連
 以前ceo.styを使って文書を作ったが画像が入らないという記事を書いた。

 そのとき、本田さんという方から、次のコメントをいただいた。あれから1年近くたった。設定の方法が分かった。

=====================================================================
>プリアンブルにusepackage[dviout]{graphicx}
を書くとエラーが発生する。

何か設定を間違っている可能性があります.
ceoはフォントを切り替えるだけのもので,
graphicxはフォントには関与しません.
名前空間の衝突もないはずですので
正確なエラーメッセージやTeX環境の詳細情報があれば解決すると思います.
環境の詳細は
大島先生のところのインストールチェックで
調べることができます.
実際,安田先生ご自身,
ceo/grahicx+dvipdfmxで本を作られてます.

emathについても同様ですが,
状況が再現する最小のファイルと
正確なエラーメッセージを
tDBさんの掲示板か奥村先生の掲示板にでも
投稿すれば解決するかもしれません.
守備範囲から考えて
emathと競合してるとは考えられません.
==========================================


さて、病気で暇だったので、ためしだと思い、やってみた。
ceo.styを使った有効なTEX文書で、
usepackage[diviout]{graphicx}の命令を有効にしエラーメッセージを
読む。
optionのdivioutを divpsに変えたりしたがだめだった。

 エラーメッセージには何やら crush graphics などとあり、HELPがあった。Hを押してリターン。ヘルプを読んでみたわけ。だいたいTeXのヘルプは英語でわけがわからない文章が多いので、ふだん読んでなかった。それをあえて読んでみた。

するとgraphics は使われていて、それがダブったらしいという説明。
というわけで、
usepackage[diviout]{graphicx}の命令を無効なままにして、画像を入れてみたら・・・。ナント絵が出たぁ~。

やってみるものだと思った。病気をしたが、怪我の功名というのか・・・?

どうやら、ceeo.styを読み込むと、同時にgraphicxも読み込んでいるらしい。しかもBMPファイルが表示できるので、usepackage[diviout]{graphicx}の命令のようだ。

こいつで、教員生活最後の定期考査を作るつもり。

本田さん、ありがとうございました。


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ceo.styを使った文書

2008年12月17日 17時05分17秒 | TeX関連
 TeXでceo.styを使って文書を作るとき、画像が組み込めない。
プリアンブルにusepackage[dviout]{graphicx}
を書くとエラーが発生する。原因不明だが、フォントをディフォルト(computer modern)からcentury oldstyleにするためにceo.styを導入。このときemath.styがあるとやはりエラーが起こっている。どうやらパソコン内部に組み込んだemath.styとceo.styの間に競合が起こるらしい。
ceo.styだけの環境を作って確かめてみたい。そのためにemath.sty関連のファイルを削除する必要があるかもしれない。ここらあたりは、ゆっくりと実験することにしよう。
コメント (2)
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VaioのTeXを

2008年12月14日 09時49分14秒 | TeX関連
 学校に置きっぱなしのVaioノートには古いTeXが入っていた。金曜日にそれを新しいTeXと入れ替えた。

 古いTeXはceo.styで作る文書が作れない。TeXのフォントでなく教科書のフォントにしたかったのでceo.styを採用したのだ。gsviewもバージョンアップした。
 環境設定がひとつの山。VaioはOSがWinsowsMeなのでautoexec.batを書き換えて、再起動。

 組み込んでから、これまでの文書が正しく表示されるかどうかテスト。なかなかうまくいかなかった。dvioutという表示ソフトの設定をいろいろ調べ、Pathの設定をしたら、うまくいった。しかしceo.styを使った文書でエラー。いろいろ試したがわからない。

 結局、今うまくいっているコンピュータの設定をコピーした。これでうまく表示できた。
 次はコンパイル。これもうまくできた。これでVaioで仕事が進みそうだ。


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ceo.sty順調

2008年06月05日 17時28分57秒 | TeX関連
ceo.styを使って、数学の文書を作っている。今のところ、画像を使わなければ順調だ。century oldstyle の教科書風のフォントでプリントが作れるというのは気分が良い。少しずつエラーの出ない文書を作成し、芸域を広げているところ。

 次はバイオノートのTeXの環境をバージョンアップすることにしよう。バイオノートは、OSがWinMeなのだが、TeXの新バージョンはなんとWin98Seだって対応できていることが分かったからだ。
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pdfファイルと画像

2008年06月02日 17時18分55秒 | TeX関連
 いままで一太郎と花子で作っていた数学のプリントをTeX文書にかきかえてみた。2年生の合同のところで使う練習用のプリントだ。

 Wordで作り直そうと思い、やってみたが、画像、つまり図だが、一太郎文書からコピーするときれいに印刷出来ない。そこで図を花子に貼り付けて、花子の画面表示を300%くらいに拡大をし、画面いっぱいに表示。大きな図にしておいて、スクリーンコピーでBMPファイルを作る。TeXに貼るときはいつもこの方法。
図はこんな図。


ここではBMP画像はアップできないからGIFにしてある。

 TeX文書で表示を小さくすると、きれいに印刷できる。このBMP画像を使えばWordでもいいのだが、Wordの編集が面倒だし、あとでPdfファイルをつくるならTeXがいいと思ったのだ。

 Wordで編集して「いきなりPdf」を使っても良いと思ったので、とりあえず一太郎文書をPdfにしてみたら、図がよれよれになってしまった。WordファイルにしてPdfにしてもきっと図がよれると思う。
 もちろんWordファイルをインテルMacに移し、MacでPdfにしても良い。Macだときれいに印刷ができるそうだから・・・。まあ、いろいろやってみればいい。今回はTeXでやってみた。

 とりあえず1枚できたが、Pdfにしたところ図が抜け落ちた。図はBmpで保存しEpsファイルに変換したのに。(変換のとき上書きに設定したので元のBMPは消えてしまった。残念)
 思い直し、ファイル名を短く変えてみた。
 始めのときのファイル名は「合同1-1.eps」これでは長いので、1-1という全角文字を11にした。「合同11.eps」にした。長いのは10バイト。短くしたら5バイトになった。

 案の定OK。図が表れた。

 ただ、TeXだと図はテキストと重ねることができるが、Pdfでは重ねることができなかった。図同士でもそうだ。重ねると他の図を消してしまったり、テキストを消してしまったりすることが起こる。Pdfファイルも図に関しては気をつけなくてはいけないようだ。

 そうそう、Wordをやめて、TeXにしたわけは、Wordだと図同士が重なると、Pdfと同じように、他の図を消してしまうのだ、それで、TeXにしたんだった。WordやPdfの図が透過になるようにするにはどうしたら良いのだろうか。
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Guishellを使う

2008年05月31日 13時01分45秒 | TeX関連
 学校のパソコンではTeXをネットで自働インストールしたので、あべさんのWinShellを使ってコンパイルすることになる。これだと、マウス操作になって、いままでのGuishellの環境のようにショートカットで操作できない。GuiShellが「秀まるマクロ」にうまく合っていたのだ。

 そこで、Winshellの代わりにGuiShellをゴミ箱から拾って、試してみた。何とか上手く行った。これはうれしい。乙部氏のTeXの環境のアップグレードの方法があって、それを自宅のパソコンでためしたりもした。(自宅はまだアップグレード途中)。

 また乙部さんのGuishellに戻れて良かった。
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coestyと画像

2008年05月30日 18時39分13秒 | TeX関連
 やっと、coestyが動くようになったのだが、画像が貼りつかない。
usepackage[dviout]{graphicx}という命令に対してエラーが出てしまう。この命令が使えないと、画像が文書に埋め込まれないのだが・・・、どうやったらよいのか分からない。
ceostyのサイトに行っても、この辺りの記述はない。困ったことだ。またどなたか教えて下さい。お願いします。
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Mac でTeX-2

2008年05月28日 18時36分32秒 | TeX関連
 MacでTeXに挑戦。teTeXとTeXShopで環境ができている。先週はコンパイルが上手くいったので、今度はemathに挑戦。emathの環境を組み込んで、実験。これも上手く行った。それではというわけで、試験問題作りに使っている文書をコンパイルしてみたら、とたんにエラー。一体どういうわけだろう。どうも内部エラーらしい。変なエラーメッセージが出る。マクロ文書の中でMacのteTeXと合わない記述があるのかも・・・。
たぶん私が作った独自のスタイルファイルの中に合わない箇所があるのだろう。そうなってくるとちょっと分からない。

 WinでもMacでも同じ文書を同じようにコンパイルできるのはいつになるだろうか・・・。
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Mac でTeX

2008年05月20日 17時09分09秒 | TeX関連
土日にかけて家にあるMacノートでTeXを実現。まずシンプルなTeX文書はコンパイルできた。しかもpdfにもなる。次はEmathやcoestyを組み込んで動作の確認だ。インストールは「TeX美文書作成」(奥村晴彦氏の)についているCDで行った。
MacはG4のMacノート。OSはMacOSXでVer.4.5だった。また楽しみが増えるかも・・・。
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