TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

teX次の目標

2008年05月17日 20時44分23秒 | TeX関連
昨日学校のパソコンに2つ目のTeXが導入できた。学校のパソコンはCドライブが保護されているので、一太郎のようなソフトは、保護を解除しないとインストールできない。TeXはもともとMS-DOSベースで動くので、インストールしてもCドライブのレジストリにファイルを置かないので、Dドライブに組み込んだ。あとはTeXを起動するときに環境変数を書き換えればよい。やってみたら問題なく動いた。

 環境変数PathにD:texbin;D:texdvioutbin;を付け加えるだけでよい。eps画像ビューワーのgsviewはレジストリにファイルを置くらしいので、epsファイルは見れなかった。管理者権限で、Cドライブの保護を解除すればいいが、アンインストールが面倒なので、私しか使わないTeXは、転勤のとき削除しやすいようにDドライブに入れておいた。画像なしのちょっとしたプリントを作るのにちょうど良い環境ができた。

 このあと、ceostyにしたときの分数の棒の長さと分子分母の文字の間隔を調節した。
 少しずつ、環境を構築してきたTeXだが、次は自宅のWin98seパソコンやWinMeのVaioに新しいバージョンのTeXを導入することだ。今までのTeXと共存して起動もできそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PDFファイル続き

2008年05月16日 17時30分31秒 | TeX関連
画像入りTeX文書のPDFファイルをつくるとき、ファイル名が長いと画像が抜け落ちるようだ。ファイル名を短くしたところ、うまく行った。なぜなんだろう。

 dviファイルの段階で、画像が入っていたのだが、dviからPDFをつくるとき、何度やっても画像が抜けた。もちろんBMPファイルをEPSファイルにしてTeX文書を作ったのに・・・。ファイル名は「球の体積・表面積.tex」だった。

 Pdfにしても画像が入る場合と抜ける場合を比べたところ、どうやらファイル名の長さらしいことが判明。長いファイル名のTeX文書でDviファイルを作ったら、ファイル名が突然短くなっていた。「表面積.dvi」になってしまった。
 その短いファイル名のDviファイルをPDFにしたら問題なく画像が入ったので分かった。このファイルはネットにアップしてある。よかったら・・・。
kyu1-3.pdf

 以前アップしたとき、PDFファイルが不十分で、ひどい文字化けをしていたが、今度は大丈夫だと思う。
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PDFファイルにすると画像が出ない

2008年05月15日 17時26分07秒 | TeX関連
 TeXでdviファイルを作り、PDFにするとdviのときにはあった画像が、PDFになると消えている。なぜか・・・。どうやらPDFにするdvipdfmx.exeが。BMP画像を読み込まないことが原因らしい。EPS画像なら読みそうだ。TeXにEPS画像を貼り込めばいいらしい。やってみるか・・・。

 で、やってみることにした。成功。ただし、BMPファイルを「いきなりPDF」で一旦、PDFファイルにする。PDFファイルはdvioutでは読まないから、ghostscript で、PDFをEPSに変換して、TeX文書に貼り付けた。できたdviファイルをdvipdfmx.exeでPDFに変換したら、画像が貼りついていた。成功。
 epsファイルは、かつては花子Ver.3で簡単につくれたのに・・・。花子10では作れなくなっている。とりあえずこれで、TeXで文書を編集し、画像入りPDFファイルを作ることができそうだ。

 念のためにネットで探したらBMPなどの画像をEPSに変換してくれるソフトがあった。EPS-convという。
 これは便利。ただしEPSに変換するとファイルサイズが大きくなる。BMPで21KBが1MB以上になってしまう。でも、TeX文書がPDFになるので、いいか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TeXひとまず一件落着・・・

2008年05月13日 18時16分06秒 | TeX関連
 TeXのインストールや何やらで、悪戦苦闘したが、取りあえず仕事に使えるようになったので、一件落着。
 新しい環境でTeXが使えるようになった。懸案事項は・・・

その1
 dviファイルのアイコンがdvi.outの緑色のアイコンになってない。これはレジストリを書き換えると解決するらしいが、危険なのでがまん。しかし、他のファイルと区別がつかないので困った・・・。

その2
 TeXファイルをdviファイルに変換するとき、DOS窓を使わず、TeXShell2を使っているが、できたdviファイルを見ようとして、dviのアイコンをクリックすると、凍る。
その右のTeX DVIという文字のアイコンをクリックすると閲覧できるのでまあいいか・・・。(自宅のパソコンだとうまくいくのだが・・・)

 環境変数やフォルダ構成の違いかもしれない。

その3
 pdfファイルを作ることはできるが、図が出てこない。


 その他は旧のTeXファイルもコンパイルするし、印刷もできるようになった。


Century Oldstyleのフォントの文書ができるようになったし、満足。
ceo.styの環境では、分数の棒の長さ調節や、分数の分母、分子の高さ調節がある。
これからの課題かな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TeXの新しい環境

2008年05月11日 09時51分43秒 | TeX関連
 TeXの新しい環境が手に入った。地蔵菩薩さんが紹介してくれたサイト。
そこにアクセスしインストール。その後、Emathの環境を組み込んで、試してみたところ、難なく動作した。

 新しい環境とは・・・
 CD-ROMによらないインストールで手に入れたTeXの環境。
 MacにPararells Desktopを組み込んで、WinXPを動作させ、その上にTeXの環境を作った。私は、Emath.sty を使っているので、それもインストール。私の作っているTeXファイルはEmathの環境がないと動作しないのだ。もっともEmath.styにあまり頼ってないのが現状だが・・・。今後、勉強してもっとお世話に鳴るかも知れない。

 このTeXはフォルダの構造が一般的なので、懸案のceo.styもうまく動作するかも知れないので楽しみだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれこれ・・・

2008年05月06日 10時23分21秒 | TeX関連
 コンピューターをいじっているとあれこれ迷う。ハードとソフトの場合があるが、どちらも新しいことに気が向く。ハードもソフトもアップすればいい環境が得られる。そう思って実行する。メモリを増やしたときはうまくいった。
 ところが、ときどき動作不良を経験したりするとバージョンアップが億劫になる。以前、SCSIをUSBに変換するコネクタを購入した。7000円かかったが、動作不良であった。
 最近では500GBのUSBハードディスクをWin98パソコンに繋いだらパソコンが凍ってしまった。Win98では使用不可能だった。

さて、今取り組んでいるのはソフトの方。扱っているのはTeXだ。これは大変厄介な代物で、思うように動かないことがたびたびあった。いろいろなサイトにDVIファイルが公開されていたが、開いてもうまく表示されなかったことがある。うっかり手を出しTeXが動作不良になり、インストールし直したこともあった。

 目指しているのは、今組み込んでいる古いバージョン(1999年のもの)を新しくすること。最終的にはceo.styが使用可能になり、教科書とほぼおなじ書体で文書を作ることができることだ。TeX標準のフォントはよりもCentury Oldstyle のフォントにしたい。現にWordの文書ではこれで数式を書くと教科書風になる。括弧がない文書では気に入っている。Wordの数式ソフトは括弧が気に入らない。

 今の私の環境ではceo.styが働かない。TeXのフォルダ構成に違いがあるのか、原因が分からない。というわけで、TeXの環境を変えたいのだが、うっかり組み込むと動作不良を起こすのがTeXだ。そこでMacにWinXPを入れて実験中なのだ。

 そんな中で、現在使っているdvioutのバージョンアップを計画中。私のは古かったようだ。(Ver.3.08.2)
これをなんとかバージョンアップしたいのだが、臆病になっているのが実情。このソフトも設定が難しく、うっかりすると今の環境が使えなくなってしまうかも・・・。あれこれ迷っているところだ。
 夏休みの課題ということで、今はこのままで行こうか・・・。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

slashbox.sty

2008年01月09日 17時06分28秒 | TeX関連
slashbox.sty で斜線を引く命令を使って、解答欄をつくってみたら、家ではうまく印刷できたのに、学校のレーザープリンターではエラーになってしまう。やむなく、この命令をあきらめて削除。もう少し知識があったらエラーを回避できるのに・・・。TeXはひとたびはまれば泥沼のようだ。とりあえずTeXは使える範囲で使う。ceo.styも同じ。
 Mac miniにWinXPを組み込んだが、この環境でTeXをどうやってインストールするか思案中。今までのような環境をとるか、地蔵菩薩さんの勧める環境をとるか・・・。しばらく様子見。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

斜線を引く命令

2007年12月24日 17時54分41秒 | TeX関連
 三連休は、家の掃除など。障子貼り、押入の掃除などをやった。仕事がかたづいたところで、学校の仕事をした。

 明日、25日に間に合うように冬休みの宿題作り。必要に迫られ、斜線を引く命令とスタイルファイルを手に入れた。
slashbox.sty がスタイルファイル。命令は¥slashboxと ¥backslashbox だ。これでまたTeXの技が増えた。

slashbox.styは技術評論社の「LaTeX スタイル・マクロ」ポケットリファレンスに紹介されていた。奥村晴彦監修、今井康之、刀祢宏三郎、美吉明浩著である。平成9年初版発行で定価1580円。CD-ROMがついている。
 そのCDの中にslashbox.styが入っている。CDには結構いろいろなスタイルファイルがあるので便利。
slashbox.styはこちらでダウンロード出来ることが分かった。TeXは便利。念のためダウンロードしたものの動作を確認したところOK。 
 私のもの(CD配布のもの)は使い方も文書で入っていたが、動作は同じでバージョンも同じようだ。よかったらお試しを。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プリンターが使えた!

2007年11月06日 18時29分18秒 | TeX関連
 2週間位前に学校のプリンターが直ったが、設定が違ったので、パソコンに詳しい先生に教わって設定した。久しぶりにプリンターが動いて、一太郎やワードの文書が印刷できるようになった。
 ところが・・・。
 TeXの文書が印刷できないので、しかたなく家でプリントアウトしながら試験問題を作っていた。昨日のこと、方程式練習のプリントをTeXで編集し、念のために印刷してみたら、印刷できた!なーんだ。で、思い出した。TeXの文書の中に「波線のアンダーライン」が含まれていたのだ。これがレーザープリンターでは出てこないのだ。どういうわけか。
ulem.sty というスタイルファイルで\uwave という命令があって、これが家のインクドットプリンターだと出力できた。ところがプリンターによっては出力できないことが以前に分かっていた。試しに\uwave という命令を\uulineという二重下線を引く命令に変えたら、きれいに印刷できた。万歳
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丸付き(丸囲み)数字の統一

2007年09月17日 13時27分13秒 | TeX関連
9までの丸付き数字\Mmaru{} と 10以上の丸付き数字を統一した。

\def\Mmaru#1{{\ooalign{\hfil#1\/\hfil\crcr
\raise.167ex\hbox{\mathhexbox 20D}}}}
これが奥村氏のマクロをヒントにした(パクった)マクロ。

% \Xmaru{} 定義  \Mmaru{}では10以上の数が使えないので,
% \Xmaru{} を新設。
%
\newcommand{\Xmaru}[1]{%
\Mmaru{\raisebox{0.5pt}[0pt]{\scalebox{0.7}[0.9]{#1}}}
}
これは、このブログで紹介した。2桁以上の数を丸で囲んだ丸付き数字のマクロ。
今回、\Mmaru{}と\Xmaru{}を\ifnum命令で統一した、それが\Dmaru{}

% \Dmaru{} の定義。引数が9以下なら\Mmaru 10以上なら\Xmaru{}
\newcommand{\Dmaru}[1]{%
\ifnum #1<10 \Mmaru{#1} \else \Xmaru{#1}\hspace{-0.34zw} \fi} 最後の\hspace{-0.34zw}は\Mmaru{}と\Xmaru{}の文字幅を調整したもの。

これで1~99までの丸付き数字もOK。\ifnum命令は便利だ。
私はカウンター変数も一緒に使っているので、問題作成のとき、同じ命令を入れるたびに丸の数字が一つずつ上がっていく。

このマクロを作成するにあたり以下の本,ファイルを参考にさせて頂きました。
山中 清(佐賀県唐津商業高等学校,1995年現在)作成マクロ
『LaTeX入門 -美文章作成のポイント-』,奥村晴彦,技術評論社
『LaTeXスーパー活用術』,大野義夫 監修,嶋田隆司 著,OHM社
BEGINNER.LZH,奥村晴彦,(ビギナーのためのLaTeX(初出『数学セミナー』1994-11)
『LaTeX2eマクロ&クラス プログラミング基礎解説』
ページ・エンタープライゼス(株)著,技術評論社

山中氏のは便利で \toi で大問の数字を出力。\subtoi で小問の数字を出力。
\subsubtoi で小小問の数字を出力し、同じ命令を入力するたびにカウンターが働き、改行と字下げをする。
\toi を入力すると\subtoi のカウンターはリセットされ1に戻る。
 私は\toi は[1] [2] 教科書に合わせ、\subtoi は①②③ \subsubtoi は(1)(2)(3)
と変更して使っている。試験問題作成に便利。加除訂正が楽。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする