卒業式のシーズン。「蛍の光」を歌うことになる。しかしこの曲は歌詞が難しい。もともとはスコットランド民謡だったらしい? 以下歌詞はWikiからの引用。
(一部変更してあります)
1
ほたるのひかり、まどのゆき、
書(ふみ)よむつき日、かさねつゝ、
いつしか年も、すぎのとを、
あけてぞけさは、わかれゆく。
2
とまるもゆくも、かぎりとて、
かたみにおもふ、ちよろづの、
こころのはしを、ひとことに、
さきくとばかり、うたふなり。 2
漢字版
1
蛍の光、窓の雪、
書読む月日、重ねつゝ、
何時しか年も、すぎの戸を、
開けてぞ今朝は、別れ行く。
2
止まるも行くも、限りとて、
互に思う、千萬の、
心の端を、一言に、
幸くと許り、歌うなり。
・・・と言うわけだが、中学生の生徒が歌うには歌詞が難解。ということで、現代語訳を考えた。
蛍の光、窓の雪、書読む月日、重ねつゝ、
訳 蛍の淡い光や窓の雪明かりをたよりに
一心不乱に学問に励んできたが
何時しか年も、すぎの戸を、開けてぞ今朝は、別れ行く。
訳 何時の間にか年月が過ぎてしまった。
家の杉の戸を開けて明るい朝の光の中へ、未来に向かって
今朝は別れて行くのだ。
止まるも行くも、限りとて、互に思う、千萬の、
心の端を、一言に、幸くと許り、歌うなり。
訳 留まる者も行く者も今日限り、
お互いに数限りない心の橋をかけてきたが
その心のほんの端を一言「お幸せに」と
歌うのだ。
「蛍雪」について(Wikiから引用)
東晋の時代の車胤は、家が貧乏で灯す油が買えなかったために蛍の光で勉強していた。同様に、同じ頃の孫康は、夜には窓の外に積もった雪に反射する月の光で勉強していた。そして、この二人はその重ねた学問により、長じて朝廷の高官に出世している。
(一部変更してあります)
1
ほたるのひかり、まどのゆき、
書(ふみ)よむつき日、かさねつゝ、
いつしか年も、すぎのとを、
あけてぞけさは、わかれゆく。
2
とまるもゆくも、かぎりとて、
かたみにおもふ、ちよろづの、
こころのはしを、ひとことに、
さきくとばかり、うたふなり。 2
漢字版
1
蛍の光、窓の雪、
書読む月日、重ねつゝ、
何時しか年も、すぎの戸を、
開けてぞ今朝は、別れ行く。
2
止まるも行くも、限りとて、
互に思う、千萬の、
心の端を、一言に、
幸くと許り、歌うなり。
・・・と言うわけだが、中学生の生徒が歌うには歌詞が難解。ということで、現代語訳を考えた。
蛍の光、窓の雪、書読む月日、重ねつゝ、
訳 蛍の淡い光や窓の雪明かりをたよりに
一心不乱に学問に励んできたが
何時しか年も、すぎの戸を、開けてぞ今朝は、別れ行く。
訳 何時の間にか年月が過ぎてしまった。
家の杉の戸を開けて明るい朝の光の中へ、未来に向かって
今朝は別れて行くのだ。
止まるも行くも、限りとて、互に思う、千萬の、
心の端を、一言に、幸くと許り、歌うなり。
訳 留まる者も行く者も今日限り、
お互いに数限りない心の橋をかけてきたが
その心のほんの端を一言「お幸せに」と
歌うのだ。
「蛍雪」について(Wikiから引用)
東晋の時代の車胤は、家が貧乏で灯す油が買えなかったために蛍の光で勉強していた。同様に、同じ頃の孫康は、夜には窓の外に積もった雪に反射する月の光で勉強していた。そして、この二人はその重ねた学問により、長じて朝廷の高官に出世している。