TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

大数の法則

2009年03月09日 17時30分32秒 | 数学
 確率の授業に入った。まず確率の考えの説明。

 確率はある事柄が起こることの程度、「起こりやすさ」を数で表すもの。
というわけで、さいころを投げる実験をする。そして「1の目」が出る場合を数え上げる。
 で、1の目がでる割合を調べることになる。この割合こそが確率につながっていくわけだ。

1の目が出る割合(相対度数)は

(1の目が出た回数)/(投げた全体の回数)で得られる。

 この相対度数が全体の回数を増やして行くにつれて、だんだん1/6に近づくというわけである。

 生半可な知識で申し訳ないが、「大数の法則」というのがあって、この事実、つまり相対度数が1/6に近づくということが保証されているそうだ。
 だが、いつも確率の授業をするとき、この「大数の法則」を調べるのだが、「チェビシェフの不等式」なるものが出てきたりして、何を言っているのかさっぱり分からない。

 すっきりしたいものだ。



コメント
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