2月23日、学校へ。都立高校の入試があったので、3年生はいない。2年生2人に教えた。平行四辺形のところで、図形の証明のやり方が良く分からないという。さっそく取りかかる。まずは証明とはどういうことかを教科書にそって復習。つぎに「仮定」「結論」の復習。
「仮定って?」と聞くと「ならば、の前」と答える。図形の証明では、「仮定とは図に与えられた条件である」と教える。結論は「ならば、のあと」でもいいが、それでは不十分。「図に表れた結果」と教える。
例えば「平行四辺形の対辺はそれぞれ等しい」ということを証明したいとき、「2組の対辺をそれぞれ平行に図をかく」このときの「2組の対辺はそれぞれ平行」が仮定。その結果、等しい長さにかこうとした訳ではないのに「2組の対辺は等しく見える」。このときの「2組の対辺はそれぞれ等しい」、が結論。
そして証明。「あることがらが成り立つわけを、それまでに学んだ性質を根拠にして示すこと」を復習。
このあと、教科書の証明の文を3回読んでもらい、証明の骨組みを理解させる。それから実践。平行四辺形の性質を利用した証明を始めた。
感じたことはやはり言葉。証明のときに根拠として使われる言葉の使い方。これが苦手のようだ。証明の表現がうまくできないのだ。
「対頂角は等しいから」「平行線の錯角は等しいから」「平行四辺形の対辺はそれぞれ等しいから」などの言葉を良く理解して覚え、そして使う練習をさせた。
教えること2時間。やっと証明の勘所が分かったらしい。教えがいがあった。
「仮定って?」と聞くと「ならば、の前」と答える。図形の証明では、「仮定とは図に与えられた条件である」と教える。結論は「ならば、のあと」でもいいが、それでは不十分。「図に表れた結果」と教える。
例えば「平行四辺形の対辺はそれぞれ等しい」ということを証明したいとき、「2組の対辺をそれぞれ平行に図をかく」このときの「2組の対辺はそれぞれ平行」が仮定。その結果、等しい長さにかこうとした訳ではないのに「2組の対辺は等しく見える」。このときの「2組の対辺はそれぞれ等しい」、が結論。
そして証明。「あることがらが成り立つわけを、それまでに学んだ性質を根拠にして示すこと」を復習。
このあと、教科書の証明の文を3回読んでもらい、証明の骨組みを理解させる。それから実践。平行四辺形の性質を利用した証明を始めた。
感じたことはやはり言葉。証明のときに根拠として使われる言葉の使い方。これが苦手のようだ。証明の表現がうまくできないのだ。
「対頂角は等しいから」「平行線の錯角は等しいから」「平行四辺形の対辺はそれぞれ等しいから」などの言葉を良く理解して覚え、そして使う練習をさせた。
教えること2時間。やっと証明の勘所が分かったらしい。教えがいがあった。
