TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

こだわり、勧誘

2012年01月13日 03時39分38秒 | 日記
「こだわり」とか「こだわる」と言う言葉がある。最近では良い意味に使われている。グルメなどで、「こだわりの・・・」などと紹介されているときよく使う。料理番組などでも「・・・のこだわり」と使われる。しかし元の意味は「ある考えにとらわれて、自由に考えられない様子」を表す。
 昨年のことだが、ADSLから「光」にしないかという勧誘の電話がかかってきた。始めは私の加入しているプロバイダーを名乗って、ADSLの回線について聞いていた。回線の障害についての助言や良い情報をくれるのかと思ったが、前述のように「光」の勧誘。「光にする必要性を感じていない。」と答えると、「ADSLにこだわる理由は何ですか?」と来た。先日も新聞の勧誘で「その新聞にこだわる理由は?」と聞かれた。どうやら勧誘の一つの手口のようだ。
 「こだわり」を訊ねて論破しようという勧誘の方法であろうと感じたので、「ずいぶんと失礼なことを言いますね。こだわる、とは一体どういう意味ですか?」と言った後、「私がなにかこだわりでも持っているように聞こえますが、なにもこだわってなんかいませんよ。」相手が勧誘にこだわっているだけなのである。「失礼ですよ」といったら、「そうですか・・・」と相手は答え、勧誘の勢いが止まった。これで電話を切ることができた。その後この手の電話はかかってこないが、その人はこのブログを見ている可能性があるかな。仕事で勧誘も大変だろうが、こちらも断るのが大変なのだ。家は「光」にしなくても十分だし、これ以上出費はごめんである。数年前だが、娘が勧誘の電話口でうっかりしたことを言ったがためにだと思うが、無言電話がかかったことがある。勧誘業者もほどほどにして欲しいものである。

コメント
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