TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

カラオケ店へ行った

2012年08月30日 11時18分42秒 | 音楽・カラオケ
 旧友に「カラオケの店に行っている」というと、繁華街にあるカラオケ店だと思うらしい。私とは違って、世に出て出世した旧友は住宅街にある年金暮らしのお年寄りが集まるようなカラオケのお店のことは知らなかったようだ。

 ということで近所のカラオケ店に行った所、女性が4人来て歌っていた。曲も6曲くらい予約で入っていた。「次の日に発表会がある」ということで、私が歌う番がおそくなる、とお店の人が伝えてくれた。カラオケにはよく出かけ、いつものことなので「慣れてますからいいですよ」と言った。
 なるほど発表会前らしく同じ歌が予約されていたりした。30分ほど待ってからやっと歌う番が回ってきた。それはとにかくとして、いじわるく論評しよう。

 さて4人の女性の年齢だが子育てを終わり、60歳は過ぎているらしい。70歳近い人もいるようだ。声を聞くと分かる。男性とは違って、女性の声はいっぺんに老ける。高い声が出なくなってくる。要するに裏声(ファルセット)だ。声域がアルトなのか、裏声がキンキンして聞きづらい。4人のなかにきれいな声の人が一人いたが、この人はソプラノなのだろうと思った。歳をとっても声が老けないで、聞きやすかった。
 声が出なくなっても、呼吸法がしっかりしていれば喉に負担をかけずに声が出るのだが、無理に高い声を裏声で出そうとして、キンキンした声で歌ってしまう。発声法からやり直さないと、発表会どころではない。歌いやすい歌を選ぶ必要があるのだが、声域の合わない「好きな歌」を歌おうとするから聞きづらくなる。それならキーを下げればいいのだが、女性はいつまでも高い声で歌いたいらしい。無理な声を聞かされる。
 まさか「発声法が悪い」とお客に言う訳にはいかないのでいつも黙っているが、ひとことの注意でうまく聞こえる人もいるはずだと思っている。
 次は男性編の論評。「お前は何様」と思われそうだが、ご勘弁。

つづく






コメント
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