TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

文字式の基本の基本5

2016年03月08日 10時03分40秒 | 数学

 文字式の基本の基本はこの記事とタイアップして、生徒用のプリント
を作っていた。学習教室のある生徒向けだったが、その生徒の進路も
決まりそうだ。

 このあとは、文字同士の加法に入る。

例えば
2x+3x=5x が成り立つことをプリントで示す。
目的は2x+5+3x-1 などの計算をするためだ。

ここでは「分配法則」についての復習をする必要がある。
分配法則は

2x+3x の x にいろいろな数を代入して確かめさせるのが良い。

x=1 のとき
2x+3x=2×1+3×1=5

x=2 のとき
2x+3x=2×2+3×2=10

x=3 
2x+3x=2×3+3×3=15

x=4
2x+3x=2×4+3×4=20

x=5
2x+3x=2×5+3×5=25

式の値が5, 10, 15, 20, 25, ...となっていることに
着目すれば、これらの数は5xに1, 2, 3, 4, 5, などを代入した
値と一致することが分かる。
したがって、
2x+3x=5x が成り立つのだと導く。

つづく

コメント
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