サントリーホールで聴いた弦楽器の代わりにクラリネットで演奏する楽団。
フィンランディア
サントリーホールで聴いた「フィンランディア」の楽譜の一部。
3連の音が連なる速いメロディー。バイオリンとビオラが演奏するが、
弦楽器の代わりのクラリネットではどう演奏するのだろうと、演奏者を見ていた。
座席が演奏者の真うしろの席なので指遣いがよく見えた。さすがはプロである。
楽譜どおりに全部演奏をしていた。(実際はB♭クラリネットなので1音高いのだが)
高校時代、吹奏楽に編曲された楽譜では一連のメロディーは半分ずつに分かれて、
2つのパートで交代で演奏するように編曲されていた。
つまり一方のパートがはじめの6つの音符を吹いたら、
もうひとつのパートは7つ目から12番目までの音符を吹く。
これを交代で演奏するように編曲されていた。
この箇所はクラリネットでは指遣いが難しく一人では演奏不可能と思われたのだが、
最近の演奏者はレベルが高く、一人で演奏してしまう。さすがはプロである。
で、よく考えたら、その当時は演奏不可能と思っていたが、今では演奏可能だと思う。
挑戦してみるつもり。
吹奏楽向けの編曲が学生にも演奏可能なように編曲されていたのだろう。