TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

作曲技法

2017年10月26日 14時36分14秒 | 音楽・カラオケ


フィンランディアの楽譜で気づいたこと。


再びフィンランディアの楽譜。この楽譜は変イ長調、つまりフラットが4個の調。
6個ずつ連なる24個の音符の1、7、13、19番目の音符は、短3度、
つまり1音半ずつの間隔になっている。減7の和音というもの。
ギターコードのディミニッシュ7th和音である。
では、次の4個の音符はというと1音半ずつの間隔には2、8、14番目まではそうなっているのに、
20番目のところで1音の間隔になっていた。
私は全てが1音半ずつになっていると思った。

ここがシベリウスの作曲のうまいところだ。
全てが1音半だと味気ない。実際にピアノで弾いてみると良い。
作曲者の工夫というのはなかなかのものだと思った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする