フィンランディアの楽譜で気づいたこと。
再びフィンランディアの楽譜。この楽譜は変イ長調、つまりフラットが4個の調。
6個ずつ連なる24個の音符の1、7、13、19番目の音符は、短3度、
つまり1音半ずつの間隔になっている。減7の和音というもの。
ギターコードのディミニッシュ7th和音である。
では、次の4個の音符はというと1音半ずつの間隔には2、8、14番目まではそうなっているのに、
20番目のところで1音の間隔になっていた。
私は全てが1音半ずつになっていると思った。
ここがシベリウスの作曲のうまいところだ。
全てが1音半だと味気ない。実際にピアノで弾いてみると良い。
作曲者の工夫というのはなかなかのものだと思った。