データ捏造?サイコロ実験の研究関係の資料を探したら気づいてしまった。
1993年の中学校3年教科書の確率の資料。

今年からの教科書の資料。

どちらもサイコロを投げて、投げた回数と1の目が出た回数を表にしたもの。
よく見ると、400回までは1の目が出た回数は異なっているのだが、600回からは一致している。
変だと思わないだろうか。
異なる実験をしたのに、途中からピンポイントで数値が一致するなんてことは、
万に一つも起こり得ないことだ。確率論で検証するまでもない。
新しい教科書の資料は、400回ほどサイコロを投げ、都合の良いデータを得たのち、
古い教科書の資料をそっくり拝借したものなのか。
手抜きの教科書編集なのか。
現役のときには気づかなかった。
しかし、良く良く考えてみよう。教科書は検定に合格している。まさか捏造ではないだろう。
2000回までの数値は1回の実験の途中経過の数値ではないと。
例えば、1日目に50回投げの実験。2日目に100回投げの実験をしたら。
この考えだと以前のデータを使っても文句なしだ。さて。
これについては後日。