TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

1次関数の利用-続き

2006年10月27日 18時52分21秒 | 数学
 グラフの直線の意味を教えた。
「2つの量の関係を点で表しているのがグラフだよ。」
ここでいう2つの量は時間と距離。
「横軸に時間。9時何分かを示している。」
「縦軸は距離。P駅からどれだけ離れているかを示している。」
「xもyもないから、小学校の算数だと思って考えよう。」
「では、例えば9時にP駅を出発する列車について、今9時だとするとその列車の様子を表す点はどこ?」
生徒「9時で0kmのところ」
「ここだね」(点を打つ)
「この列車は10分でQ駅に着く。9時10分になったとき、この列車の様子を表す点は?」
生徒「9時10分で8kmのところ」
「では、9時から時間がたつに連れて、列車の様子を表す点はどうなる」

という説明をしたら分かってくれた。

「時間はつながっているから、線になるね」

こうしてこの授業は順調にすすむことが出来た。非常に嬉しい。
生徒に分かってもらえたということは教師にとって嬉しいことである。
こうして、グラフの意味について、私なりにつかめたのだが、教員生活35年目になってやっと・・・。ダメだな~。


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1 コメント

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いえいえ。 (かえる)
2006-10-27 22:49:07
>教員生活35年目になってやっと・・・。



気付かずに教師生活を終えるよりは良かったと思いましょうよ~。

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