小学校三年生になる孫が、余りの出る割り算の問題を出して欲しい
というので、何題か出すと、スラスラ答えるので、試しに二桁の
数の割り算で、九九の表にない問題を出した。÷2 の簡単な問題。
例えば
36÷2
解き方を教えたら、暗算で面白いように答える。
やり方
36を30と6に分け、30は10が3個だから、2でわると
1余り1。要するに10余り10。
余りの10と6で16。
16÷2は8だから、答えは18。
まとめると
(1) 36 を 30 と 6に分ける。
(2) 30は10が3個と考え、3個÷2は1個余り1個。
(3) 答えの十の位の数が1と分かった。
(4) 余りの1個は10のことだから、10+6で16。
(5) 16÷2は8だから、答えの一の位の数は8
(6) 36÷2=18
出題のポイント。十の位の数が余りの出る数になるような
問題にする。÷2の問題だから、26とか68などの問題
は、はじめに出しておいて、各位の数を2で割れば良いことを確認して
十の位が奇数になるような問題を出す。
52÷2
78÷2
検算もさせる。答えに2をかけて元の数になるかを
確かめる。
孫は2をかけないで、答えを二つ足していたので、
÷3の問題問題やらせてみた。
3で割る問題は暗算では難しいようだが、
なるべく暗算で考えさせた。
九九にない数の割り算は、中学校で因数分解や
平方根を学ぶときに役に立つだろう。
分数の計算でも威力を発揮すると思う。
九九にない数
22 26
34 38
46
52 58
62 68
74 76 78
82 84 86 88
92 94 96 98